有名リーカー萌萌的电教氏は、Samsungの「Project V SM-G929F」をリークしました。一見するとただのGalaxyです。
ところがヒンジが付いており、実は2画面となっています。同コンセプトであるMEDIAS WやZTE Axon Mを彷彿させます。
本機は既にキャンセルされており、実際に市場投入されることはないようです。UIやデザインから、2016年の端末であることが伺えます。端末の底部はGalaxy S6シリーズそっくり。
特許、試作機展示などから登場が確実視されていたSamsungの折りたたみ端末は、有力リークサイトSamMobileが独占情報として、2016年に登場すると伝えていましたが、結局登場しませんでした。この2016年登場の端末はコードネーム「Project Valley」、型番「SM-G929F」として伝えられていましたので、今回の萌萌的电教氏の情報と一致します。つまりは幻となってしまった機体というわけです。
では完全にSamsungが折り畳みスマホを諦めたかというと、そうではないようです。
Forbesが報じたところによれば、Samsungは2019年初めに折り畳み有機ELディスプレイを搭載した「Galaxy X」を世界で初めて市場投入するとのこと。筐体・ヒンジには人工筋肉を採用し、開くと7.3インチ、閉じると4.5インチ相当になるようです。価格は200万ウォン(約20万円)になるのだとか。
長年開発してきて、一時は挫折したと思われるSamsungの折り畳みスマホ。これだけの期間を開発研究に費やしてきたのだから、2画面になった時のUIや使い勝手も洗練されているのではと期待します。CES2019の正式発表を楽しみにしたいところです。
Samsungの折りたたみ端末、実のところ毎年のように「もうすぐ登場!」「来年発売だ!」と噂される、狼少年的なところがありますが、そろそろ実際の製品を本当に見てみたいですね。
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ドコモがZTEに開発させていた3画面スマホも、どうなるかわかりませんから、尚更Samsungに期待したくなってしまうところですが、果たして?