薄さ0.2mmの「9H」の硬度を持つフィルム「USG Retina Optimized for iPhone 5」を買いました。
おお、パッケージに「9H強化ガラスの圧縮コーティング」と書いてあるから、ガラスを用いた保護フィルムかな…と思いきや、確かに保護フィルムとしては結構硬めでしっかりしてますが、別にそんなことはなかったぜというオチでした。ガラスではなく、普通にフィルムですね。いやはや残念。
ガラスコーティングという言葉がくせ者ですよね。車でもそうですが、こういうのは本物のガラスを用いているのではなく、常温で硬化反応し、被膜を生成しているに過ぎません。硬化コーティングの意味で用いられがちな言葉ですね。特別にコーティングされたフィルムなのでしょう。薄さ0.2mmを実現できるわけです。ガラスフィルムは各社まだ0.2mm台で、それ以下を実現した製品はまだ現時点ではないと思います。
まあその辺りの謳い文句を差し引いて、純粋に評価すると、画面全体に貼れるシール(ダストリムーバー)を付けているのは便利でいいですね。ホコリ等の混入を防ぎつつ貼りやすいと思います。もちろんクリーナー付き。
貼りやすさと(公称9Hらしい)硬度には満足ですが、ガラスを期待して買ってしまった分、指の滑りはガラスほどよくはないため、やや残念に感じます。
お値段は2000円程度。ガラスフィルムとしては安いですが、普通のフィルムとしてはちょっと高いですね。
Colorant USG Optima – Retina Optimized for iPhone 5 – 薄さ0.2mmで表面硬度9Hの強化ガラス圧縮コーティングフィルム – 日本正規流通品 P-4145
後から知ったのですが、実はこの「Retina Optimized」は、「Impossible Tempered Glass」の下位ラインナップにあたるようですね。こちらは本物のガラスを採用しているようです。やはりこういうものは調べてから買わないとダメですねえ。
Colorant USG ITG Plus – Impossible Tempered Glass for Galaxy S4 P-4152