Nothing Phoneシリーズといえば背面の独創的なデザインや実用性を兼ね備えるLEDが特徴的ですが、なんとミッドレンジモデルに当たるであろう「Nothing Phone (2a)」なる機種のデザインがリークされました。
Nothing Phone (2a)の情報についてはリーカーのYogesh Brar氏なども言及していますが、今回最も詳細な情報を公開しているのはAndroidアプリの開発者を名乗るDylan Roussel氏。
同氏のポストによれば、Nothing Phone (2a)はNothingとしては初のMediaTek製SoCとなる、Dimensity 7200を搭載するとのこと。
同チップを搭載する他端末のAnTuTuベンチマークスコアは70万点台後半を記録しており、性能としてはDimensity 8020(Dimensity 1100のリネーム)を搭載したMotorola Edge 40とほぼ同じという印象です。
Meet the Nothing Phone (2a)!
Model: A142.
Codenames: Pacman / Aero(dactyl?).Nothing’s next phone comes with a Mediatek SoC for the first time. The Mediatek Dimensity 7200. It has 3 Glyph parts, and a brand new design.
Launch event at MWC? pic.twitter.com/UTwk2bUjjA
— Dylan Roussel (@evowizz) December 15, 2023
デザインはNothing Phone (1)や(2)と大きく変わっています。先の2機種はiPhone 12にそっくりな見た目でしたが、Yogesh Brar氏は「Galaxy S10シリーズに近いカメラ配置」と評しています。Dylan Roussel氏の動画に登場する背面デザインは、Brar氏の証言を裏付ける形となっていますが、周囲のデザインの影響により、どちらかといえばRedmi Note 9Tのような印象を受けてしまいます。
また、地下鉄の路線図にインスパイアされたという内部のデザインや、明滅させる以外にも実用性もある「Glyph Interface」も確認できます。LEDこそ3本まで減少していますが、以前のモデルでは存在しなかった、LEDの一部分だけ光らせる機能が利用できるようです。何に使うんでしょうか。カメラのタイマーとかで役に立ちそうです。
価格については現時点で何も明かされていませんが、Nothing Phone (1)が6万3800円、Phone (2)が7万9800円だったことを考慮すると、5万円台より安い価格設定もありうるかもしれません。