折りたためるディスプレイが商用化されてから久しいですが、いまだに折り畳みタブレットや折り畳みノートPCといった製品はほとんど存在せず、折りたためるデバイスといえばもっぱらスマホ。
大画面をコンパクトに持ち運べるデバイスを期待する需要も間違いなく存在していますが、Samsungはしっかりそういった需要も満たすべく開発を行っているようです。
イギリスのINDEPENDENTがSamsungのTM Roh氏に対して行ったインタビューにおいて、同氏は「折り畳み式製品はタブレットやPCなどのカテゴリーにも波及し、発展し続ける」と発言。
また同時に、折り畳みPCやタブレットの研究も進めており、将来的にそれらの折り畳みデバイスを発表する意向を示しています。
「折り畳みPC」というカテゴリ自体はLenovoとASUSがすでに販売していますが、いずれのメーカーの現行機種も17インチ級と大きく、たとえば「持ち運びはコンパクトに、画面はノートPC並み」といったUMPCの需要を満たせそうな折り畳みPCはなくなってしまいました。
ディスプレイを製造するSamsungが大型かつ折り畳みできるディスプレイを開発後メーカーに売り込み、それでメーカーが折り畳みデバイスを積極的に開発してほしいところです。