任天堂の新しいゲームハード「Nintendo Switch」は、日本市場含む世界で3月3日にリリースされます。
TIME紙が任天堂の君島達己社長に取材したところによると、Nintendo Switchは少なくともその出荷時、Webブラウザを搭載していないとのことです。
この情報はTIMEの「Miiverse、Mii Maker、Wii U ChatなどのWii UアプリがSwitchに登場するのか?」との質問に答える形で引き出されたもの。Miiverseは引き続き利用できるものの、広く普及しているSNSを利用する方向性のため、それらSNSへのキャプチャアップロードを簡単にできるようにするなどの仕組みが提供されます。Miiメーカーに関しては、Mii Characterを作成する機能がシステムに統合されたため、少なくとも単独のアプリケーションとしては存在しないとのこと。
前世代機にあたるWii Uは、標準でNintendo Browserこと、Netfront製「NetFront Browser NX v3.0」を搭載していました。Nintendo Switchはあくまで専用のゲーム機であることから、そこは搭載していないという判断のようですが、今後アップデートやアプリケーションの追加まで否定されたわけではありません。6.2型という大画面デバイスではあるので、需要はあるでしょうから、今後何らかの形で対応してくる可能性はありそうですね。