Appleは今後のApple Watchに血圧測定を含めた、複数のヘルスケア機能の搭載を検討していると、Wall Street Journalが伝えています。
搭載が検討されている機能は、上記の他にも妊活のための体温測定や、睡眠のトラッキング、睡眠時無呼吸症候群の検出、糖尿病の検出が含まれるとのこと。
ただ、上記の新機能については2022年まで登場しない見込みであると、Appleの計画に精通している人物はWall Street Journalに語っています。
Apple Watchへの体温測定機能の搭載は早くて2022年に搭載することを計画。これは女性の妊活に使用するための機能とのことですが、将来的には使用者の発熱を検知することも想定されているとのこと。
また、血圧測定機能は、搭載への技術的ハードルが高く、来年モデルへの搭載も厳しいとのこと。先日NikkeiAsiaが、血圧測定機能の搭載により今年発売予定のApple Watch Series 7の生産が遅れていると伝えたばかりですが、本機能の搭載時期については見解が割れているようです。
なお、Apple Watchの血圧測定方法はセンサーを使用し、動脈を通る心拍の波を計測するため、我々が普段利用している血圧測定のように、収縮期血圧と拡張期血圧の測定は出来ないとのことです。
さらに、将来的にはSeries6に搭載されている血中酸素センサーを利用した、睡眠時無呼吸症候群の検出機能の搭載が検討されているとのことですが、バッテリー持ちが課題となっているとのこと。
様々な追加ヘルスケアが検討されていることは嬉しいですが、個人的には妊活のための体温測定だけでなく通常の体温測定機能をいち早く導入してくれたら、昨今の情勢的に非常役立つのになと感じます。
ともあれ、もう間もなく新型Apple Watchの発表時期なので、どのようなアップデートがあるのか今から期待したいです。