携帯ゲーム機と聞くと、本体にディスプレイとボタンや十字キー、ジョイスティックなどが装備されたデバイスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
そんなイメージをぐるりとひっくり返す携帯ゲーム機「Playdate」をご紹介します。
PlaydateはゲームメーカーPanicが、2022年4月にリリースした手のひらサイズのデバイスです。
長方形の黄色い筐体には、バックライトなしの白黒ディスプレイと十字キー、2つの丸ボタンが搭載され、任天堂の名機「ゲームボーイ」を彷彿とさせます。
これだけだと単なるゲームボーイもどきなのですが、Playdateの面白いところは本体正面ではなく側面部分。ここに折り畳み式のハンドルがあり、これをグルグル回すことで、十字キーやボタンとは全く異なる操作感でゲームを楽しめるようになっています。
Wi-Fi(2.4GHzのみ)にも対応。ネットを通して、定期的に配信される新作ゲームをダウンロードすることも可能です。
さらに、PCで使えるゲーム開発ツールも公開されているため、自分好みのゲームを作り、Playdateにダウンロードして遊ぶこともできます。
バッテリーはゲームなら最大8時間、ディスプレイへの時計表示のみなら最大14日間利用可能。鞄に入れておいて、移動や休憩などの隙間時間でプレイするのも良さそうです。
価格は199ドル(約2万6800円)からで、日本への配送にも対応。なお、4月に入ってから原価高騰を理由に20ドル(約2700円)値上げされています。
ゲーム好きだけでなく、ゲーム作成に挑戦してみたい方にもお勧めのPlaydate。新作ゲームのアップデートも続いているので、まだまだ楽しめそうですよ。
ところで、Playdateの写真を見て任天堂の万歩計「ポケットピカチュウ」を思い出したのは、果たして筆者だけでしょうか?