VRシステム「HTC Vive」商用モデル、日本も購入可能国に。

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 台湾HTCは、携帯見本市MWC2016に合わせ、VRヘッドセット「HTC Vive」の商用モデルを2月29日より予約受付開始すると発表しました。

 価格は799ドル(現時点のレートで約9万円)。販売国によって価格は異なったり、税金や送料が掛かる場合があるとしています。具体的な発売日までは明かされていませんが、予定では4月以降。

 パッケージはヘッドセット本体のほか、SteamVRワイヤレスコントローラー2個、位置追跡装置Lighthouseが2個、VRゲーム2本が付属します。

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 購入可能国は米英中独仏など24カ国で、日本も含まれています。あくまで国外からの発送のみにとどまるのか、日本国内で正式に販売されるのかどうかは判然としないため、続報があり次第お伝えします。HTCは、携帯販社大手の兼松コミュニケーションズと提携し、SIMフリー端末のオンライン直販に乗り出しており、ここが伏線として機能すれば面白いことになるでしょう。

 HTC Viveは、HTCがValve社と提携して開発したVR(仮想現実)システム。PCと接続し、VRコンテンツを体験できます。ゲームだけでなく、エンターテイメント、小売、教育、デザイン、医療、自動車など幅広い分野での利用を想定し、開発者と協力してローンチに備えています。

 価格が高めの点と、狭い部屋では利用に差し支えがあるとされている点は日本での展開にネックだと思います。Microsoftのゲーム機Xboxシリーズは筐体サイズの大きさで損をしていると言われているほど、やはり日本の住宅事情は避けて通れない問題です。日本の狭い部屋だと、XboxシリーズのKinectで思う存分遊べないという問題がありましたが、これと同じことがHTC Viveにも起き得ます。HTC Vive自体は魅力的ですが、日本での展開は心配というのが正直なところです。