Appleは2020年(令和2年)4月16日、iPhone SEを正式発表しました。
初代iPhone SEは2016年(平成28年)3月31日に発売されたので、実に4年ぶりにSEの名前を冠したiPhoneが登場したことになります。端末の注目点を紹介、登場した理由も考察します。動画版はこちら。
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iPhone SE (2020) 登場
スペック・仕様
筐体は耐久性の高いガラスとアルミニウム。筐体サイズはiPhone 8相当で、画面は4.7インチのRetina HD液晶。3D Touchには非対応。iPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップを搭載することで高い処理性能を誇ります。
カメラは単眼。F値1.8の1200万画素広角。18W有線急速充電に対応、最大50パーセントまで30分で充電可能。IP67の生活防水にも対応します。
通信は5Gには非対応であるものの、Wi-Fi 6に対応。さらにeSIMによるデュアルSIMに対応、2番目のSIMスロットとして利用可能。キャリア版でもSIMロックを解除すれば、IIJや楽天のeSIMを利用できるでしょう。そして予備電源付きFeliCaにまで対応していますので、Suicaで改札を快適に通ることができます。
発売日と価格
予約受付は4月17日、発売日は4月24日。価格は4万4800円(税別)から。iPhone 11よりも2万円安いです。日本円でiPhone史上最安の新機種でありながら、高性能。
色はホワイト、ブラック、PRODUCT(RED)の3色展開。ストレージ容量は64GB、128GB、256GB。
- 64GB:4万4800円 (税別)
- 128GB:4万9800円 (税別)
- 256GB:6万800円 (税別)
AppleはiPhone SEをなぜ出した?
その理由とは
やはり新興国市場で勝つことが第一義としてあるものと思われます。動画にて詳しく考察しています。
https://www.youtube.com/watch?v=naq7Tw8ldvE
本機は、インド市場でシェア「その他」扱いの挽回を目指すAppleにとって大きな武器となるでしょう。
また世界的な端末価格高騰や、iPhone天国である日本における分離プラン導入を受けた中価格帯モデルの伸張といった最新事情にも、本機によって対応できるでしょう。
日本のユーザーにもおすすめできそう
2016年のiPhoneは店舗でApple Payが使えませんでしたが、今回しっかり対応してます。予備電源付きFeliCaによって快適に改札を通れるのだから嬉しいですよね。
また、新型肺炎を背景としてマスク着用の人が増えた昨今、顔認証に一本化したハイエンドのiPhoneは魅力が薄れています。一応マスクでも解錠できるよう設定するコツもあるのですが、やはり限界はあり、マスクの種類によっては解錠成功率も低いので、指紋認証センサーTouch ID搭載は嬉しいところ。
最新ハイエンドほど高品位である必要はないが、ゲーム等はしっかり動作して欲しい、できるだけiOS端末を安く購入したいという人にはおすすめです。
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iPhone SE
— 📱すまほん!!5G📶 (@sm_hn) April 15, 2020