中国のタフネススマホメーカーであるUlefoneは、1万mAhバッテリーを搭載したタフネススマホである「Armor 27 Pro」「Armor 27T Pro」を発表しました。耐衝撃・防水防塵性能と大容量バッテリー、高性能カメラを兼ね備えており、アウトドア愛好家や過酷な環境で働く人々をターゲットにしています。
Armor 27 Proの最大の特徴は、10600mAhの大容量バッテリー。通常使用で約1週間の駆動が可能とのこと。33Wの高速充電に対応し、短時間で充電できるとしています。
さらに30Wのワイヤレス充電や、他のデバイスへの給電機能も搭載しているとアピール。ワイヤレス充電の給電速度が実用的であるのはとても評価できます。
なお重量は441g。折りたたみスマホやiPhone 15 Pro Max2台分です。
カメラ性能がArmor 27 ProとArmor 27T Proの唯一にして最大の違い。いずれも広角カメラには1/1.3型と大型な5000万画素センサー、そして6400万画素の暗視カメラを採用しています。
暗視カメラにより、他社スマホのナイトモードとは比較にならないほど鮮明な写真を撮影できるとアピール。
Armor 27T Proには、これに加えてサーモカメラを搭載。熱い個所が赤くなり、冷たい個所が青や紫で表されるアレですね。-10℃から450℃まで計測可能となっています。なかなか使途が思いつきませんが、工事現場などで利用する機会があるのでしょうか?
一方Armor 27 Proには5000万画素の超広角カメラが搭載されています。一般ユーザーにとっては、サーモカメラは面白い機能ではあるものの、実用性という点では確実に超広角カメラに劣ります。インカメラは3200万画素。
ディスプレイは6.78インチのFHD+液晶を採用し、120Hzのリフレッシュレートに対応。SoCにはDimensity 6300を搭載し、12GBのRAMと256GBのストレージを備えているとのこと。
耐久性にも優れており、IP68/IP69K規格の防水防塵性能とMIL-STD-810H規格の耐衝撃性能を備えています。さらに、-30℃の低温環境下でも動作可能な設計となっているとのこと。
独自のuSmart Expansion Connectorを利用すると、内視鏡カメラや顕微鏡を利用できます。例えば何らかの配管のや自動車のエンジンルームの点検に活用できそうです。
本体色はいずれもBlackのみ。すでにAliexpressで販売を開始しており、現時点での価格はArmor 27 Proが4万円、Armor 27T Proが4万9000円ほどとなっています。
OS | Android 14 (Android 14ベース) |
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SoC | MediaTek Dimensity 6300 |
メモリ | 12GB |
容量 | 256GB |
画面 | 液晶 6.78型 1080×2460 最大120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素メイン+6400万画素ナイトビジョン Armor 27T Pro: サーモカメラ Armor 27 Pro:5000万画素超広角 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 10600mAh 33W有線充電 30Wワイヤレス充電 |
寸法 | 182.8×86.8×18.5mm、441g |
5G | NR Sub6: N1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/41/66/71/77/78/79 |
LTE | LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/71 LTE-TDD: B34/38/39/40/41 |
3G | WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 |
その他 | イヤホンジャック搭載、生体認証(顔/指紋)、IP68防水、MIL-STD-810H認証、サーマルカメラ搭載、Google Pay対応 |
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