
試着も注文もAIにおまかせ?
Googleが2026年3月3日、Pixel向け「3月のPixel Drop」の配信を開始しました。AI新機能やカスタマイズ、安全機能など盛りだくさんのアップデートです。
まず「Circle to Search」が大幅パワーアップ。Gemini 3のおかげで、画像内の複数アイテムをまとめて識別できるようになりました。新機能「Try It On」では、検索結果から商品を選んでバーチャル試着が可能です。自分の写真かモデルを使って着用イメージを確認でき、Pixel 10以降で日本を含む一部の国に対応しています。
Pixel 10シリーズでは、Geminiによるタスク自動実行がベータ版で登場しました。食料品の注文やライドシェアの予約などをアプリ連携で代行してくれます。処理はセキュアな画面で進み、途中の確認・中断やバックグラウンド動作にも対応。最終確認を経てから実行される仕組みなので安心です。
チャットでのレストラン選びを手伝う「Magic Cue」も追加されました。メッセージの会話文脈から条件を拾い、Geminiで候補探しを促してくれます。Pixel 10シリーズが対応端末です。
楽曲認識機能「Now Playing」が独立アプリになりました。Material 3 Expressiveデザインを採用し、履歴の閲覧や音楽アプリとの連携にも対応。Google Playからダウンロードできます。
「Material 3 Expressive」は、Googleのデザイン言語の最新版で、アプリの「見た目のルールブック」のようなもの。丸みや色彩がより豊かになり、感情的に心地よいUIを目指しています。
ホーム画面アイコンをAIで自動生成するカスタムアイコン機能も登場。5つのスタイルから選べて、Pixel 6以降が対象です。テーマパックには「SpongeBob SquarePants」も加わりました。
Pixel 10シリーズには、色刺激を和らげるディスプレイ機能「Comfort view」が導入されました。画面の明るさや彩度に敏感なユーザー向けの仕様です。
「At a Glance」ウィジェットには「スポーツ」「ファイナンス」「My Commute」の3カテゴリが追加。スコアや株価、通勤ルートの遅延情報などをロック画面でチェックできます。対応端末はPixel 6〜7以降で、地域によって制限があります。
カメラ関連では、UVC対応デバイスとのUSB接続に対応しました。
そして注目なのがデスクトップモードです。Pixel 8以降の端末をUSB-CやDisplayPort経由で外部モニターにつなぐだけで、PCライクなデスクトップ環境が立ち上がります。

アプリはリサイズ可能なウィンドウで開き、画面下部にはドックも表示されます。ウィンドウの左右スナップやスプリットスクリーン、最大4つの仮想デスクトップ切り替えにも対応しており、Bluetoothや有線のキーボード・マウスをつなげば本格的なマルチタスク環境になります。USB-Cドックを使えば、HDMI接続やUSBストレージ、有線LANまでまとめて扱えるので、定期的に使うなら一つ持っておくと便利です。Pixel Tabletもデスクトップウィンドウ表示に対応しました。
Pixel Watchも進化。Watch 2以降ではスマホ未接続でも地震アラートを受信可能に。スマホ置き忘れ通知や自動ロック機能、アプリを開かずNFC決済できる「Express Pay」なども追加されました。片手ジェスチャー操作はWatch 3にも拡大しています。
日本向けでは、Pixel 9以降(Aシリーズ除く)で通知要約が日本語対応。通話中の詐欺検出「Scam Detection」も日本を含む6か国に展開されます。
アップデートは3月3日から数週間かけて順次配信されます。設定のシステムアップデートからチェックしてみてください。




















