Googleは、例年10月ごろに実施していた製品の発表イベントを、今年は2か月ほど早い8月13日に予定しています。これまでより多くの機種が登場する見込みのPixel 9シリーズに加えて、Pixel Watch 3も発表される予定ですが、同スマートウォッチに関するスペックがリークされました。Android Authorityが伝えています。
Pixel Watch 3は、FCCの認証情報によって、Pixel Watchシリーズとして初めて、2つのサイズ展開がされることが判明していますが、Google内部の情報筋からとされる情報により、バッテリーやSoCといった情報がリークされました。
それによれば、Pixel Watch 3はSnapdragon W5を採用。同チップはウェアラブル端末向けのSoCで、Pixel Watch 2から変更なし。4nmプロセスを採用し、バッテリー効率を向上させています。
バッテリー容量は、小型な41mmモデルが310mAh、45mmモデルは420mAhとなっています。現行のPixel Watch 2のバッテリー容量は306mAhだったため、41mmモデルに関しては大幅な駆動時間の向上は見込めません。
ディスプレイのサイズは41mmモデルが32×32mmで、Watch 2の30×30mmよりわずかに大型化。45mmモデルの画面サイズは36×36mmとなり、解像度はそれぞれ408×408、456×456となっています。
Pixel Watch 2のベゼルの太さは5.5mmで、Pixel Watch 3では4.5mmと、ベゼルの太さが1mmほど薄くなるようです。それでも高価格なスマートウォッチとしてはかなり太めな印象ですが、少しずつ進歩しています。
さらに、ピーク輝度も現行の100nitsから200nitsに大きく向上。実際の明るさは2倍ではありませんが、強い日射を受ける環境でも見えやすくなっています。
このほか、FCCによって明らかになっているように、UWBをサポート。GoogleのFind My Device(デバイスを探す)を活用し、スマートウォッチや対応するスマホの場所を正確に検出することができるほか、理論上はスマートウォッチを使って車のロックを解除することも可能ですが、まだまだ対応する自動車メーカーが少ないことがネック。
なお41mmのPixel Watch 3は、シルバー、ブラック、ゴールドの3色が、45mmモデルはヘーゼル(グレー)、ブラック、シルバーの3色を用意しているようです。