Google翻訳に生成AI「Gemini」が統合されることで、機能性が飛躍的に向上する可能性があるとAndroid Authorityが伝えています。
同誌が行ったアプリの内部解析(APK解析)によれば、Google翻訳の次期バージョン(v9.15.114)とみられるコードから、2つの新しいモードが発見されたとのこと。一つは翻訳精度を重視した「Advanced」モード、もう一つは速度を重視する従来の「Fast」モードで、ユーザーが選択可能になるようです。
特筆すべきがこの「Advanced」モード。Geminiが翻訳に活用されるとのことで、正確で自然な翻訳結果の生成が期待されます。
ただ、現段階では英⇄仏もしくは英⇄西の言語ペアでのみ「Advanced」モードは動作するようなので、日本語を含む多言語のサポートを正式版では期待したいところです。
また、翻訳モードの選択に加え、同バージョンにはDuolingo風の言語学習機能「Practice」も含まれているとのこと。こちらもGeminiが活用されている模様で、「パーソナライズされた会話練習」を謳っています。
筆者としては、翻訳ついでに言語も学べるというのはかなり嬉しいところ。一刻も早いリリースに期待したいですね。