Googleは、Google I/Oにて、最上位AIサブスクリプションプラン「AI Ultra」を発表しました。価格は月額249.99ドル。なんとChatGPT Proプランよりも高い金額です。初回利用者には最初の3か月間50%オフ。
新プランは映画製作者、開発者、クリエイターを顧客として想定。Gemini、NotebookLM、Whisk、新AI映画生成ツール「Flow」などGoogleのAIアプリを使用制限閾値高く提供します。Flowは直感的なプロンプトで映画的なクリップ、シーン、まとまりのあるストーリーを作成可能にします。
「AI Ultra」プランでは、Veo 2のほか、Veo 3モデルへの早期アクセスも。「Whisk」ではWhisk Animateの最高限度が提供され、Veo 2を使用して画像を8秒間の鮮やかな動画に変換できます。「NotebookLM」では今年後半に最高使用制限と強化されたモデル機能へのアクセスが可能になります。Gmail、Docs、Vidsなどの人気Googleアプリで直接Geminiを利用できるほか、明日からはChromeブラウザ内で直接Geminiを早期に利用できるようになるとのことです。
非常に複雑な数学やコーディングのためのGemini 2.5 Proの新しい拡張推論モード「Deep Think」も利用可能。
最大10個のタスクを同時に自動化できるGoogleのAI研究プロトタイプ「Project Mariner」も使えるのだとか。情報の検索、予約、商品の購入などが単一のダッシュボードからすべて処理できるそうです。
さらにYouTube Premiumの個人プラン、Google Photos、Drive、Gmailにわたって合計30TBの大容量ストレージも附帯するようです。
本日から米国で利用可能となり、他の国々には「近日中」に提供予定だとしています。
またAI Proプラン(月額19.99ドル)もアップグレードし、追加料金なしで「Flow」とChromeでのGeminiへのアクセスを提供するそうです。