Googleは2025年4月23日、一部のGoogle Pixel 7aでバッテリーが予期せず膨張する可能性があることを確認し、無料修理プログラムを開始すると発表しました。影響を受けるデバイスは無料でのバッテリー交換または他の緩和対応オプションの対象となります。
対象となる症状があれば無償対応。デバイスの膨張が目視で確認できる、背面カバーが膨らむ、背面に隙間ができる、バッテリーの消耗が早いなどが症状として挙げられます。
Googleは対象となる国や地域として、日本を含む米国、カナダ、インド、英国、ドイツ、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、台湾、スイス、EEA加盟国を指定しています。日本では持ち込み修理センターでのバッテリー交換が可能です。
バッテリー交換以外の緩和対応オプションとして、200ドル(現地通貨換算)の支払いや300ドル相当のGoogle ハードウェア割引コードの提供も行われるとのことです。ただし、これらのオプションは国や地域、保証状況によって利用可能かどうかが異なります。
プログラムの対象となるのは個人のエンドユーザーのみで、販売店や卸売業者、一括購入デバイスの所有者は対象外となっています。また、液体による損傷や過度の力が加わったデバイスも無料修理の対象外となる可能性があるとGoogleは説明しています。
なお、すべてのPixel 7aが影響を受けるわけではなく、対象かどうかは専用の登録ページで確認可能。