Pixel 9シリーズが登場してからわずか1か月ほどしか経過していませんが、毎年5月ごろに発表される廉価なPixel aシリーズの後継機、Pixel 9aとされるレンダリング画像が、OnleaksことSteve H.McFly氏と手を組んだAndroid Headlinesにより公開されました。
同氏は独自に入手したリーク情報などを元に、高精細なレンダリング画像を作成することで知られており、その信頼性はなかなかのものとなっています。
今回のリークで最も注目すべき変更点は、あの横長のカメラ突起のデザイン。カメラ突起がほぼ消失し、突起がわずかに浮き出るのみとなってしまいました。同サイトはLG V60 ThinQを彷彿とさせるデザインだと評しています。
筆者としては、鳴り物入りで登場したあの独特過ぎるカメラ関連のデザインが結構気に入っていたので、ものすごい寂しさに襲われています。どちらかといえばiPhone 7 Plusのような印象を感じますが、どっちにしろそういった横並びかつカメラバーによって装飾されていないこのデザインだと、懐かしさも感じますね。
カメラの配置はPixel 9と同じく、超広角と広角の2眼構成を維持。廉価モデルらしくベゼルがやや太めであることも確認できますが、同価格帯のスマホと比べても太目な印象を受けてしまいます。
また、Pixel 9aはSamsung製のプロセッサを搭載する最後のPixelになる可能性があるとのこと。これはPixel 10シリーズのTensor G5からは、TSMCが製造するGoogle独自設計のプロセッサに移行すると噂されているため。
Pixel 9aのおおよそのスペックは、Pixel 8aとほぼ同じになると言われているようです。6.1インチのディスプレイに実行8GBメモリ、最低128GBストレージという仕様は変わらず、Tensor G4を搭載しバッテリー容量が4492mAhから若干増加するとのこと。
正直なところ、デザイン以外は現時点で特に見どころが感じられない1台になっていました。残るは価格。価格がすべてです。円安も情勢不安も、本当にどうなることやら……。