ドイツのメディアであるWinFutureが、公式のスペックシートを入手したとして、Googleの次期折りたたみスマートフォン「Pixel 10 Pro Fold」の詳細を伝えました。
同紙によると、ドイツでの価格は256GBモデルで1899ユーロからとなり、8月20日に正式発表された後、10月9日から出荷が開始されるとのことです。
心臓部には新しい「Google Tensor G5」プロセッサと「Titan M2」セキュリティチップを搭載。実行メモリはLPDDR5X 16GB、内蔵ストレージはUFS 4.0規格で256GB、512GB、1TBの構成が用意される見込み。OSにはAndroid 16が採用され、Googleは7年間のOSアップデート、セキュリティアップデート、そして新機能を追加するFeature Dropsの提供を保証するそうです。
ディスプレイは、外側に6.4インチのOLED Actuaディスプレイ(2364 x 1080ピクセル)、内側には8インチのOLED Super Actua Flexディスプレイ(2076 x 2152ピクセル)を備えています。両画面ともに最大120Hzのリフレッシュレートと、最大3000nitのピーク輝度に対応するそうです。
カメラは4800万画素の広角メインカメラ(f/1.7)、1050万画素の超広角カメラ(f/2.2)、1080万画素の望遠カメラ(f/3.1)という構成を前モデルから継承。
バッテリー容量は5015mAhへと増加し、30WのUSB-C PPS充電器を使用することで30分で50%まで充電可能。また、新たにQi2規格に対応し、最大15Wでのワイヤレス充電もサポートするとのこと。さらに、特筆すべき点として、多くの通常タイプのスマートフォンと同等のIP68等級の防水・防塵性能に初めて対応するそうです。
筐体の寸法は、折りたたんだ状態で高さ155.2mm、幅76.3mm、厚さ10.8mm、開いた状態では高さ155.2mm、幅150.4mm、厚さ5.2mmとなり、重量は258gになるのだとか。筐体のアルミニウムフレームには100%リサイクル素材が使用されるなど、環境にも配慮しているそうです。
項目 | Pixel 10 Pro Fold |
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OS | Android 16 |
SoC | Google Tensor G5 |
実行メモリ | 16GB LPDDR5X |
内蔵ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
画面(内側) | 8.0インチ OLED Super Actua Flex 2076 × 2152ピクセル 1-120Hz |
画面(外側) | 6.4インチ OLED Actua 1080 × 2364ピクセル 60-120Hz |
カメラ(背面) | 広角:4800万画素(f/1.7) 超広角:1050万画素(f/2.2) 望遠:1080万画素(f/3.1、光学10倍) |
カメラ(前面) | 1000万画素(f/2.2) |
カメラ(内側) | 1000万画素(f/2.2) |
バッテリー | 5015mAh |
充電 | 有線:30W 無線:15W (Qi2) |
寸法(展開時) | 155.2 × 150.4 × 5.2 mm |
寸法(折りたたみ時) | 155.2 × 76.3 × 10.8 mm |
重量 | 258g |
防水・防塵 | IP68 |
その他 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6、NFC、UWB、eSIM対応 |