韓国メディアETNewsは、AppleはiPhone 18の発売を2027年春まで延期すると報じました。
この報道によると、Appleは一部のサプライヤーに対し、iPhone 18(標準モデル)が2026年9月のラインナップに含まれないことを通知したそうです。同年の秋には高価格帯モデルのみを発表し、標準モデルとその廉価版にあたる「iPhone 18e」は、翌年3月に発売される計画だと業界関係者は述べています。
この新しいスケジュールの影響で、2026年秋に新型iPhoneの購入を検討している消費者は、高価格帯の選択肢しか選べなくなります。標準モデルと廉価版が手に入るのは、その約半年後ということになります。標準モデルが毎年秋の発表から除外されるのは、2007年のiPhoneデビュー以来、初めてのこととなります。
2026年秋には、「iPhone 18 Air」「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」と並び、折りたたみ式iPhoneが旗艦モデルとして登場すると見られており、その兼ね合いで標準モデルが異例の未投入・翌年延期になる、という見立てです。
Appleは、iPhoneの発売間隔を2段階に分ける可能性があるということです。年の後半にプレミアムモデルを、前半に低価格モデルを投入するというものです。この再編はすでに始まっており、今年初めにAppleはSEラインに代わる廉価モデルとしてiPhone 16eを発売しました。
なお、2025年は「iPhone 17」「iPhone 17 Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」という従来型を概ね投入するラインナップで、iPhone 17eが2026年3月に続くと予想されています。繰り返しになりますが、2026年9月には4つのプレミアムモデルが登場し、iPhone 18とiPhone 18eは2027年3月に発売されるという流れです。