Googleが今年8月ごろに発表するとみられる「Pixel 10」シリーズの価格情報がリークされました。Android HeadlinesがGoogleの計画に詳しい情報筋からの情報として伝えています。
特筆すべきは「Pixel 10 Pro Fold」の価格引き下げで、前モデル「Pixel 9 Pro Fold」より200ドル安い1600ドル、日本円にして23万円強で発売される可能性があるとのこと。高機能化が進む折り畳みスマホとしては珍しい値下げに動きました。これはPixelが独自のTensorシリーズSoCを搭載し、あまり高い性能を追い求めてない点に理由がありそうです。
一方でPixel 10本体の価格は799ドル(11万5000円)と据え置き、Pixel 10 Proも同様に前モデルと同じ999ドル(14万4000円)となるものの、Pixel 10 Pro XLは1199ドルから1299ドル(18万8000円)へと値上げされる見込みであるようです。
さらに、リークされた情報ではPixel 11以降のPixelシリーズの価格設定にも言及されています。現在、Googleは毎年8月ごろにaシリーズ以外のPixelスマホを発表していますが、この流れを今後も維持するとのこと。さらに折り畳みモデルについては今後徐々に値段を下げていく方針であるようで、2027年に登場予定のPixel 12 Pro Foldでは1500ドル(21万7000円)にまで値下がりする可能性があるとしています。
なお、先日リークされたPixel 10 Pro Foldのレンダリング画像によれば、デザインはほとんど前モデルから変更がないとされています。
主要な変更点は搭載チップと価格のみである可能性も考えられますが、より詳細な仕様については今後のリークや噂、正式発表を待つ必要がありそうです。