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知ってた?楽天モバイルはAI社内利用率85%!

2025年1月29日に筆者撮影

 楽天モバイルは、社内のAI活用率が85%に達し、一人当たり週平均4.9時間の業務効率化を実現していることを明らかにしました。また同社は、これらの社内で培ったAI活用ノウハウを基に、法人向け生成AIサービス「Rakuten AI for Business」の提供を2025年1月から開始しています。基本料金は月額1100円(税込)からとなっています。

 昨今、多くの企業でAI導入が進んでいる一方で、社内での活用率が低迷しているという課題が指摘されています。こうした中、楽天モバイルでは楽天独自の生成AIを全社員が活用できる環境を整え、高い社内利用率を達成しているとのことです。

 楽天モバイルでは、2024年春から本格的にAIを導入し、約半年で社内利用率が85%に達したとしています。また、楽天グループ全体におけるRakuten AIの利用者は3万人超、さらに毎日利用している社員数は8000人を超えており、AIの日常業務での活用が定着していると報告しています。

 特に効果が大きかったタスクとして、「コーディング」「翻訳」「情報収集」が挙げられています。コーディングにおいては時間を44%短縮(4.9時間から2.7時間へ)、翻訳では39%短縮(2.0時間から1.2時間へ)、情報収集では35%短縮(2.5時間から1.6時間へ)できるようになり、楽天モバイルの社員は一人当たり週平均4.9時間の業務時間を削減できるようになったとしています。

 楽天モバイルがこのような高いAI利用率を実現できた要因として、AIに関する研修やワークショップの定期開催、社員が作成したプロンプト集やAIツールの共有、AI活用のヒントに関するニュースレターの配信など、包括的な教育プログラムやサポート体制の整備が挙げられています。また、社内での成功事例をニュースレターやポータルサイトなどで共有することで、他の社員にも積極的な利用を促しているとのことです。

 この社内でのAI活用成果を基にソリューション「Rakuten AI for Business」を開発し、法人に外販。現在、サービスのトライアルも実施しており、すでに幅広い業種、特にサービス業、情報通信業、製造業からの利用が多いとのこと。

 料金プランは、初期費用0円、基本料金1100円(税込)/月(10万文字までを含む)、従量課金は10万文字を超過した場合1000文字ごとに11円(税込)となっています。最低契約期間は初回課金開始月から1カ月となっています。現在、導入検討中の企業向けに無料トライアルも実施中とのことです。

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