MVNOサービス「OCNモバイルONE」。NTTグループらしい調達力の高さと企業努力による端末価格の安さが特徴の1つです。
今買うならどれか?注目機種を紹介します。(記事中全て税別、いずれも音声対応SIM限定価格)
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おすすめ機種
TCL 10 Pro
今年はMNOの5G端末、ハイエンド端末を片っ端から大量に買ってきた筆者。そのせいで見過ごしてしまい後悔していたのが本機「TCL 10 Pro」。数日前に購入しました。
普段使いの処理性能はゲーム以外十分なSnapdragon 675搭載、約5万円弱の機種ながらも、惚れ惚れするような美しい緑色のすりガラス。マットな質感で指紋のつかない超上質な筐体。突起カメラだらけの市場に抗う、美しいフラット。一瞬「普通に10万円のハイエンドか?」と錯覚させる超高級感。これだけでも手に入れる価値があります。
テレビメーカーTCLの製品だけあって、ミッドレンジ帯としては非常に美しい有機EL方式の6.47インチFHD+ディスプレイを搭載、Widevine L1やHDR10に対応。画質補正によりSDRコンテンツもHDR相当の色に補正します。
OSはAndroid 10ですが、神機BlackBerry Key2を世に送り出したTCLだけあって独自のソフトウェアの作り込みが面白い。エッジ部分のアプリランチャーや、「単押し・長押し・二度押し」に各種機能やアプリ起動を割り当て可能な物理カスタマイズボタン「スマートキー」を備えます。Keepメモやボイスレコーダーなどを割り当てるのが便利だと思います。
1年前のOnePlusや最近のarrowsに見られる「ロック解除の指紋認証時長押し+フリックでアプリ即時起動」にも対応、メモや決済はもちろん、好きなアプリを素早く起動。指紋、エッジ、そしてスマートキーによって、様々なアプリを起動する手段が充実しているのが美点。
ホーム画面のフォルダを横スクロールすると、他のフォルダーにショートカットできるのも面白い。サブアカウントを運用できるデュアルアプリはLINE、WeChat、Facebok Messenger、Skypeに対応。個人的にはDiscordがなくて残念。プレーンに近いAndroid OS端末だと実装されていないが、あると絶対便利な縦長スクリーンショット「スクロールショット」もあり。
カメラはごく普通のミッドレンジレベル。しかしながらスーパーナイトモードに対応。夜景・低照度でも今風の画質処理をしっかり行っているのは好感。
拡大すると粗は見えるものの、TCLという挑戦者のミッドレンジ帯モデルがここまでの高いポテンシャルを秘めているということに率直に驚き。
もちろん、欠点もあるので読者の皆さんに率直にお伝えします。まず光学式指紋認証の精度がやや低め、遅め。これは顔認識を組み合わせることで快適に使えます。また、カメラシャッター音がBlackBerry Key2同様非常に大きめ。SIMフリー機でありながら客を盗撮魔扱いする大手キャリア自主規制基準への過剰忖度が残念。防水やFeliCa、ステレオスピーカーには非対応。マクロカメラは中華端末によくある「画質はそれほどでもない、そして端っこに配置されていないので端末自身の影が邪魔になりやすい」といった水準で、低照度動画専用200万画素カメラも、試みは面白いもののまだまだ。(サンプル)
弱点がはっきりしている。しかしミッドレンジとは思えないほど気合の入った美しい筐体、ディスプレイ、ナイトモード、ソフトウェア面での独自カスタマイズ。TCLのポテンシャルを感じ、もっと頑張って欲しいと思える、非常に面白い個性的な機種です。
最近はミッドレンジ帯の価格競争が激しく、発売時4万円台半ば~5万円弱だった機種としては、やや物足りない感もありますが、OCNモバイルONEではなんと1万9500円にまで値下がり。これは安い。
電池は充実4500mAhで、ドコモ/KDDI/SoftBank回線に対応。もちろんSIMフリー。ちょっと変わった端末が欲しい人、廉価機でも画面の綺麗さが大事な人、美しいデザインを最重視したい人におすすめです!
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AQUOS sense4
累計出荷700万台超えの「AQUOS sense」シリーズ。「AQUOS sense3」は8ヶ月連続Androidナンバーワンで300万台突破した超ヒットモデル。その後継機「AQUOS sense4」が、爆安価格で登場。
本来3万円台の機種なのですが、OCNモバイルONEではいきなり端末価格1万8千円で登場。しかもMNPなら1万3千円まで値下がり。これは安い。
SoCにSnapdragon 720Gという、この価格帯では非常に性能の高いミッドハイチップを搭載。超コスパで消費者を驚かせたXiaomiの「Redmi Note 9S」と同じチップですね。AnTuTu v8で27万点台、つまりSnapdragon 835と845の間、一昔前の高級フラッグシップ並の高性能を秘めています。
さらに内蔵バッテリーは4570mAhで画面は省電力IGZO液晶。節約も障害耐性も兼ね備えられる安心のDSDV対応。そして防水防塵FeliCa耐衝撃まで全部入り。senseシリーズで大成功を収めたシャープの覇権モデル。この価格帯なら間違いなくイチオシモデルです。
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Redmi Note 9S
AQUOS sense4と同じくSnapdragon 720G搭載だったものの、防水とFeliCaには非対応ということもあって、少し影が薄くなってしまったRedmi Note 9Sですが、さすがモバワン、価格がたったの200円にまで値下げ。
しかもMNPやオプション同時加入の割引なしでこの価格、つまり新規契約でも200円でも購入可能。これは激アツ。5020mAh大容量電池でたっぷり使えますよ。
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Zenfone 7/Pro
ZenFone 7/Proは、ASUSの旗艦。世界初の三眼フリップカメラを搭載した唯一無二のシリーズ。構成はIMX686 6400万画素、光学3倍 800万画素望遠、1200万画素超広角。これが前後に向くため、自由自在に高画質の写真を楽しめます。通常モデルとProは基本的なスペックを共有。7 Proのみ広角/望遠に光学式手ブレ補正対応。
側面の指紋認証内蔵電源ボタンは、二度押しや長押しに任意のアプリ起動を割り当てることも可能。Snapdragon 865 5G、5000mAh電池を搭載。
メーカー直販価格では、Zenfone 7は128GBストレージで税別8万5800円。
しかしOCNモバイルONEの大感謝セールなら6万2600円。さらにMNPで5000円OFFで5万7600円に。めちゃくちゃ安い。先月よりもさらに安くなってます!
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OPPO A73
OPPO Find X2のようなレザー質感のデザインを採用した最新機種。廉価モデルながらも高級感あるボディ。eSIMとnanoSIMのデュアルSIMに対応します。
画面内指紋認証内蔵の有機ELディスプレイを搭載。SoCにはSnapdragon 662を搭載します。電池容量は4000mAh。3万円近い機種ですが、1万3000円にまで値下がり。しかもMNPなら8000円に。これは安い。
防水防塵FeliCaには対応していませんので、必要な場合はReno 3Aがおすすめ。
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このほか人気機種も選べる他、NTTレゾナントが独自調達した前世代までのiPhoneも取り扱います。
OCNモバイルONEの魅力
新コースでは速度低下しない工夫が
MVNOといえば、速度低下。データ通信速度が低下したり、特定の時間は遅くなったりします。
OCNモバイルONEの旧コースでは、通信制限後も1割程度のユーザーが大量の通信を行っていることがわかり、こうしたヘビーユーザーを規制するため、帯域を分けた新コースを導入。通信速度が低下しにくいよう取り組みを行っています。
なお、NTTドコモから通信回線を借りているので、エリアはドコモ回線準拠。
高速通信消費後も200kbps通信が可能
新コースでは「ギガ」消費後も、200kbps通信が可能。200kbps通信可能な容量は、月間高速通信容量の半分。たとえば3GBプランなら、1.5GB分の200kbps通信容量が付いてくるというわけ。
「月末だけど、外での動画を我慢すれば、ギガを追加せずに耐え凌げる……」という場合に助かりそうです。
SIM複数枚、データ共有も可能
OCN モバイル ONEの契約が1本あれば、サクッとSIMカードを追加可能。しかも各SIMカードの容量共有が可能。1契約あたり最大4枚まで。
複数端末持ちの皆さんには捗るポイントです。
「追加ギガ」が得!
「ギガ死でも安心」として、従来水準より半額の1GB/500円で高速通信容量を追加可能。(これまでは0.5GB/500円でした)
その上、追加したギガは3ヶ月後の月末まで繰越できます。これは素晴らしいですね。
MUSICカウントフリーあり!
音楽ストリーミングをよく利用するユーザーは必見。Spotify、Amazon Music、Aniuta、AWA、dヒッツ、Google Play Music、LINE Musicなどがカウントフリーで利用可能。通信容量を節約できます。カウントフリーへの申込みは必要ですが、オプション利用料なし。これは面白い。
しっかり分離プラン
電気通信事業法を遵守、最低利用期間なし、違約金なし。気軽に乗り換えられるので、気軽に始められます。ただし特価適用時の短期解約の場合はOCNモバイルONE内でのブラックになるという報告も。半年ぐらいは使う前提の普通のユーザーは特に問題ないと思いますが、筆者のように新しい端末やサービスにすぐ目移りしてしまうユーザーは注意しましょう。
端末が安い!
高い調達力を生かし端末がとにかく安い。どの端末の価格を見ていても相場よりも大きく安いので、気楽に格安SIMを始められます。この点、数あるMVNOの中でもトップクラスと言えます。
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