Vivoが開発中と噂の折り畳みスマホとみられるデバイスが中国のSNSに投稿されました。
TwitterのAbhishek Yadavが伝えたところによると、中国のCoolapk(酷安)に、Vivo初の折りたたみスマホである「Vivo X Fold」の実地試験中とみられる画像が投稿。画像を確認すると、折りたたみスマホの中では比較的大柄な本体やグレーに近い画面周りのベゼルや本体色などがわかります。
また、Sparrownewsは以前にこのVivo X Foldのスペックを伝えており、それによるとVivo X FoldはSnapdragon 8 Gen 1搭載。特筆すべき点としてヒンジの素材と、ヒンジに掛かるコストが挙げられており、航空宇宙材料を複数用いているために1200元(2万2000円)近い費用のかかるヒンジを採用しているといいます。実地での写真でも、画面にさほど折り目が強くついてはいないので、このヒンジには期待できるかもしれません。
さらに同メディアはVivo X Foldの背面とする画像を投稿。同メディアの記事は今回の実機とみられる画像より先に投稿されていますが、電源ボタンの位置やベゼルの太さなどはかなり共通しているように見えます。カメラはVivo X70 Pro+のような長方形のエリアの中に円形のカメラバンプがあり、その中に2×2でカメラが並べられているかなり奇妙な形状。
ヒンジに1200元というのはいささかコストをかけすぎにも思わなくはありませんが、フォルダブルスマホに参入した各社が折り目の目立たなさに苦戦する中、それだけコストをかけてでも解決してしまうというのは仕方のないことなのかもしれません。続報に期待したいです。