高いコスパを誇り、日本でも販売されているMi 11 Lite 5Gの後継端末である「Xiaomi 12 Lite」の存在がほぼ確実となりました。
GSMArenaが伝えたところによると、Xiaomi 12 Liteが米国の認証機関であるFCCに登場したようです。モデル番号は2203129G。
同端末はすでにGeekbenchに登場しているとのことで、同スコアから読み取ると、Xiaomi 12 LiteはMIUI 13/Android 12を実行しているようで、メモリ構成は少なくとも6/8GBが用意されるようです。
SoCはSnapdragon 778G。スコアはシングル788点、マルチ2864点。未発表端末のGeekbenchスコアは最適化不足などから低くなる傾向がありますが、このスコアは同SoCを搭載する端末と比較しても大差なく、すでに完成度は高そうです。
一方先代Mi 11 Lite 5GはSnapdragon 780Gを搭載していましたが、このSoCはフラッグシップに採用される最先端の4nmプロセスで製造されているために、半導体不足の煽りをモロに食らっていました。
その後SoCをほぼ変わらない性能のSnapdragon 778Gに変更した「Xiaomi 11 Lite 5G NE」が一部地域で販売されており、そういった観点ではXiaomi 12 Liteは処理性能的な進化はあまり期待できないでしょう。
以前のリークによると、Xiaomi 12 LiteはXiaomi 12(6.28インチ)とXiaomi 12 Pro(6.73インチ)の中間に位置する6.5インチ有機ELディスプレイを搭載し、6400万画素 ISOCELL GW3をはじめとしたトリプルカメラ構成となると噂されているようです。
個人的には、Mi 11 Lite 5GないしXiaomi 11 Lite 5G NEの薄さ、トップクラスな軽さといった特徴を継承しているのか、またMi 11 Lite 5Gのポップな色合いがどうなるのかなどが気になります。
発表時期はリークされていませんが、来月発表されると噂される「Xiaomi 12 Ultra」と同時に発表される可能性が高そうです。続報に期待しましょう。