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12.9mm、261gの薄型軽量フォルダブル「Honor Magic Vs」正式発表。

 中国Honorは、同社最新の折り畳みスマートフォン「Honor Magic Vs」を正式発表しました。

デザイン

 本体重量は約261gであり、折り畳みスマートフォン史上最軽量を謳う「Honor Magic Vs」は、非常にスリムな本体設計が特徴。本体の厚みも12.9mmで、先代から約2mm程度薄くなっており、Xiaomi MIX Fold 2の11.2mmにも迫る勢いです。

先代よりもかなりスリムなボディ

 外観に関しては大きな変更点はないものの、本体カラーが2色追加されており、ホワイト、オレンジ、シアン、ブラック、ブラックゴールドの5色を取り扱います。なお、ブラックゴールドは一部モデル限定となっています。

ディスプレイ

 「Honor Magic Vs」の折り畳みディスプレイにおいては、一体加工技術によって製造された新設計のヒンジを採用することによって、折り目やしわがなくなっているとのこと。耐久性を維持しながらも部品数を減らし、同社のテストで40万回もの折りたたみに耐久しています。なお、同社の発表会の映像を見る限りでは、折り目はくっきり見えています。

同社の発表会映像。角度の関係もあるが、折り目はくっきり。

 メインディスプレイは、解像度2272×1984の7.9型有機ELであり、画面輝度は最大800ニト。一方のサブディスプレイは、解像度2560×1080の6.45型。サブディスプレイのリフレッシュレート駆動は最大120Hzですが、メインディスプレイにおいては最大90Hzである点に注意が必要です。

 また、16GBの実行メモリを搭載した最上位モデルにおいては、新たにBluetoothを利用して本体に接続するスライタス「Magic Pen」も利用可能になっているとのこと。すべてのモデルで利用できるわけではないものの、利便性はかなり高まります。

カメラ

 「Honor Magic Vs」のカメラは3眼構成。メインカメラには、5400万画素のSony IMX800を備えるほか、マクロカメラとしても利用できる超広角カメラは5000万画素、3倍光学ズームが利用可能な望遠カメラは800万画素となっています。

スペック

 SoCには、米Qualcomm製Snapdragon 8+ Gen 1を採用。実行メモリは8GBまたは12GB、内蔵ストレージは256GBまたは512GBから選択可能であり、さらに16GBの実行メモリを備えるUltimateモデルも登場します。

 バッテリー容量は5000mAhで、最大66Wの急速充電にも対応。同社の公表値では、約46分間で100%充電できるとのこと。

価格・発売日

 「Honor Magic Vs」は、2022年11月30日より中国国内での販売を開始します。価格は、実行メモリ8GB・内蔵ストレージ256GBのモデルが7499人民元(約14万5400円)からとなっており、16GBの実行メモリを備えた最上位モデル「Honor Magic Vs Ultimate」は1万880人民元(約21万1000円)。

 なお、日本国内における販売は未定であるものの、グローバルでの販売に関しては、2023年第1四半期より開始すると発表されており、今後の国内展開にも期待が高まります。

OS Android 12,MagicOS 7.0
SoC Snapdragon 8+ Gen 1
メモリ 8/12/16GB
容量 256/512GB
画面 メイン:7.9型 (2272×1984)
サブ:6.45型 (2560×1080)
カメラ 広角:5400万画素
超広角:5000万画素
望遠:800万画素
インカメラ 1600万画素
電池 5000mAh
寸法 展開時:160.3 × 141.5 × 6.1mm, 261g
折り畳み時:160.3 × 72.6 × 12.9mm, 261g
その他 急速充電最大66W
情報元Honor
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