梅雨が明けたかと思うと、うだるような暑さが体を照らし、熱中症が心配な時期になってきた。本来ならば外出を控えたいような気温が続くが、どうしても外に出なければいけないことはある。
というわけで、今回はスマートフォンから「今の熱中症の危険度」がわかるアプリを紹介する。
使ってみる
アプリケーションの初回起動時に、チュートリアルが表示されるため、念のために目を通して起きたい。
キャラクターの紹介と共に、機能の説明がなされている。
チュートリアルが終わると住所の選択画面になるので、ここで情報を得たい地域を選択する。
マイタウンは最大3つまで登録が可能なので「自宅」「通学・通勤先」などを適時設定していきたい。
設定が終わると、設定した「マイタウン」の情報が表示される。今回は最も悪い状態である「危険」の文字が表示されていた。
気温が34.3℃、湿度が49%とそれは暑いはずである。
びーこん君が半泣きの顔をしているため「お世話」のボタンから水を与えると、元気な顔に戻った。お世話をしているときに自分も水分補給をするようにつとめると良いのかもしれない(恐らくそのようなコンセプトで作られているのだと思う)
また現在地の情報を取得して気温と湿度の情報を得ることができる。アプリを実行している時に筆者は名古屋市中区にいた(らしい)のだが、もう本当に暑かった。
現在地の熱中症の情報は上に表示されている「現在地」のボタンを選択すると、位置情報が測位される。
なお、GPSを利用するほど高精度な位置情報は必要がないので、あえてGPSをオンにする必要はない。
アラート機能あり。声かけ機能も実装予定
熱中症予防のアラート機能も搭載している。指定した時間に「マイタウン」の設定が閾値を超えていた場合。スマートフォンの通知領域に通知がなされる機能だ。
自宅ではクーラーが効いていて、いざ外に出ると暑いということを避けることもできる。
また、現在まだ実装がされていないようだが、声かけ機能が実装される予定らしい。
これは、知り合いに年配の方がいる場合は非常に便利な機能となりそうだ。
キモカワキャラで熱中症を防止
今年の夏は暑い。本当に暑い。今まで熱中症にかかったことのない筆者だが、年齢を重ねるにつれそのリスクは高まりつつある。また、家族の年齢も上がって行っているため、やはり気を配りたいことである。
スマホは常に目を向けるデバイスなだけに、気軽に自分が望む情報に簡単にアクセスができる。いちいちテレビをつけたりWebサイトを見る必要がないので、個人的にはこの夏、重宝しそうなアプリである。
なお、ドコモが開発・提供をしているアプリだが(結構意外であった)ドコモ以外のキャリアで契約しているスマートフォンでも問題なくインストールができた。