これまでコードネーム「EOS」と呼ばれていたノキアのカメラ特化型スマートフォンが、「Lumia 1020」の名称で正式に発表されました。4100万画素の「PureView」カメラを搭載した文字通りのモンスター級のスペックです。
しかしその他の点では従来機からはあまり変更はありません。念のため先代機との比較をしておきます。(ちなみに「Lumia 925」の北米版「Lumia 928」のスペックはこちら)
Lumia 1020 | Lumia 925 | Lumia 920 | |
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OS | Windows Phone 8 | ||
SoC | Snapdragon S4 デュアルコア 1.5GHz | ||
メモリ | 2GB | 1GB | |
ストレージ | 32GB | 16GB | 32GB |
画面 | 4.5インチ 1280 x 768 有機EL | 4.5インチ 1280 x 768 IPS液晶 | |
カメラ | 4100万画素 | 870万画素 | |
フラッシュ | キセノンフラッシュ | デュアルLED | |
バッテリー | 2000mAh | ||
重量 | 158g | 139g | 185g |
「Lumia 920」で賛否両論であった重量が、158gまで抑えられている点は好評です。
バッテリー容量は据え置きなので、動画撮影をしようものならバッテリーが心許ないのではないかと思いますが、オプションの背面カバーとして「Nokia Camera Grip」が用意されています。三脚穴が存在するので、三脚で固定しての本格的な撮影が可能。さらにこのオプション、バッテリーを内蔵していることから、写真・動画撮影を長時間楽しむことができます。据え置きのバッテリー容量への不安もこれでいくらか解消されそうです。「Nokia Camera Grip」の価格は79.99ドル。
実際の作例。かなりボケた画が作れますね。
なかなか面白い端末ですが、発表されている価格は2年契約で3万円。普通に買うといくらになるんでしょうか、気になりますね。