Xperia A4が焼き直しというのは悪いことだろうか?

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 Xperiaのブロガーミーティングで、Xperia A4 SO-04Gは、Xperia Z3 Copmact SO-02Gの焼き直しではないかという質問が行われていたそうです。

 この質問のために、質疑応答の時間がかなりの時間取られてしまったということもあり、質問者を批判する意見がネット上には散見されました。

 質問の仕方や口調などについて、その場を見たわけではないので何とも言えませんが、どう見てもXperia A4はある程度コストを抑えるためにXperia Z3 Compactをベースにしているのは明らかですので、特に質問しないとわからないような事項ではないと思います。

 買い替えサイクルが2年程度で、キャリアの販路から購入するユーザーがまだまだ多数派である日本市場で、ちょうど2年前のヒットモデルXperia A SO-04Eからユーザーを巻き取るためのモデルを用意する必要性は、あると言えるでしょう。特に、流出を防ぎたいキャリアにとっては。

 ただしSony Mobileとしても、昨年Sonyグループの足を引っ張るほどの赤字を計上してしまったことへの反省もあり、コストは極力抑える必要があります。無駄なモデルを乱発してきたことが赤字の一因なのですから、本来であれば、本気の機種を1年に1回の投入サイクルで作って、長く大切に売るべきだと私は思っています。それこそ高利益のiPhoneのように。

 それでも半年で新型機を作らざるを得ないというならば、私はむしろ、もっと堂々とXperia Z3 Compactを焼き直しするべきだと思います。

 会社に余裕が無いのに、ドコモ専用機のために、わざわざ筐体の寸法を大きくして素材を変更することはコストの無駄でしょう。昔の携帯電話にもよくありましたが、Xperia Z3の紫色を一部海外市場向けに後から投入したように、新色を追加するような形が望ましかったのではないでしょうか。Xperia Aのミントやピンクを好んで買った層をキャッチアップしたいのはわかります。なので、単にブルーとピンクを追加するだけでもよかったと思います。

 筐体のサイズを一切変えないことで、サードパーティーはXperia Z3 Compactと新モデルのアクセサリーを共通化できます。例えばサードパーティーが高級感のあるバンパーを作るにしても、たった半年で寸法が変わるなら、スケールメリットは期待できずバンパーが高額になるか、そもそも作らない方がいいという話になります。寸法が共通ならそのような懸念もありません。アクセサリーが充実することで、機種自体の魅力も増します。サードパーティーにもユーザーにも、ひいてはメーカーやキャリアにもメリットがあるでしょう。

 そういう意味でXperia A4は、ただの焼き直しに徹しきれなかったからこそ、中途半端な存在だと感じます。Xperia Z4vほど中身に進化があれば、また違った評価であったかもしれませんが。

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