SoftBankは、総務省会合「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」の第3回目において、MVNOに対する各種提供条件の改善について発表しました。
それによると、2018年春に、テザリング機能を開放する予定とのこと。
テザリング機能のロックは総務省会合では度々指摘され続けてきた問題です。昨年、自社網MVNOへのSIMロックは禁止されましたが、自社網MVNOでテザリング機能を利用できない問題はauとSoftBankにて依然として起きていました。
SoftBankは、こうした問題に対処する方針を明らかにしたことはMVNOユーザーにとって朗報と言えます。
一方手、au系MVNOでau販売の端末を利用するとテザリングが利用できません。一部例外があり、KDDIの事実上のサブブランドと化しているUQmobileでは、問題なくテザリングが利用できます。このような優遇策が果たして許されるのか、KDDIはSoftBankに追従し改善を行うのか、注目です。