Huaweiは、日本国内向けにAndroidスマートフォンMate 20 Proを正式発表しました。
全画面仕様
ベゼルレス、左右両端ラウンドエッジ。「ノッチのあるGalaxy」といった様相。ノッチ部分にはドットプロジェクター、2400万画素カメラ、発光イルミネーター、近接センサー、照度センサー、IRカメラを搭載し、顔認証にも対応。AppleのiPhone XS Maxが画面占有率83.67%であるのに対し、Mate 20 Proは86.90%であるとしました。
画面を最大限活用する画面内指紋認証(インスクリーン指紋認証)搭載。10段階DPS(ダイナミックプレッシャーセンシング)により、ロック解錠スピードは30%改善したとしています。
カメラ
Leica共同開発とするトリプルレンズカメラ。構成は標準、超広角、3倍望遠。ズーム性能も優秀。
- 4000万画素広角レンズ(27mm)
- 2000万画素超広角レンズ (16mm)
- 800万画素望遠レンズ(80mm)
動画撮影ではリアルタイムにエフェクトをかける5つのシネマモードに対応。人物のカラーだけを残し背景を白黒にするAIカラー、背景ぼかし、楽しげな色彩にするフレッシュ、レトロな色合いのヴィンテージの5種類。
静止画だけはやたらAIや色彩調節が充実しているのに動画関連はさっぱりだったP20 Proと比べると、ここにも力を入れてきたことが伺えます。
ワイヤレスリバースチャージに対応
TÜVSafe Fast-Charge System認定を取得した40W HUAWEI SuperCharge採用。30分でバッテリーを最大70%まで充電可能としています。
電池容量4200mAh。15Wの拘束なワイヤレス充電Qiに対応。さらにワイヤレス逆給電に対応。他のスマホに電力をおすそわけできます。
高精度GPS
デュアル周波数GPSに対応。2つの衛星測位でHuawei曰く「10倍の正確さ」。
スペック
「世界初7nm、モバイルAIチップセット」を謳うKirin 980を搭載。従来1個のNPU(AI処理用プロセッサ)は2個に。FeliCa非対応は残念。
OS | Android 9 Pie, EMUI9.0 |
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CPU | Kirin 980 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 6.39インチ有機EL WQHD+ 3120×1440 |
カメラ | 4000万画素広角レンズ(27mm) 2000万画素超広角レンズ (16mm) 800万画素望遠レンズ(80mm) |
インカメラ | 2400万画素 |
バッテリー | 4200mAh |
寸法 | 157.8×72.3×8.6mm, 189g |
その他 | IP68 防水防塵 NFC |
世界初NMカード、DSDV
世界初となるHuawei独自規格のNM(Nano Memoryカードを搭載。nanoSIM同等サイズで、Huawei曰く「新しいストレージメディアのスタンダード」とします。microSDよりも45%小型。
セカンドスロットにnanoSIMカードを挿入し、デュアルSIMデュアルVoLTE利用可能。NMカードによる容量拡張も可能。
購入方法
2018年11月30日から2018年12月31日までに店頭・オンラインショップで購入した人全員に、1万円の商品券をプレゼント、2019年1月下旬に発送するキャンペーンを行うとしています。
SIMフリー版は11月30日に発売。価格は税別11万1880円。カラーはトワイライトとミッドナイトブルー。
SoftBank版は12月7日予約受付開始、12月中旬より発売。カラーはミッドナイトブルーとブラック。