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噂:[訂正]ソニーがXperiaに「正気じゃない」大型イメージセンサーを搭載か

 中国Weiboにて有名リーカーZackbuks氏が「1/1.7 12MP、正気じゃねえ」と投稿、物議を醸しています。

 これはカメラの話ですね。12MPは1200万画素、1/1.7は1/1.7型センサーサイズ

 Zackbuks氏はXperia系のリークで有名であり、2019年のXperiaのアスペクト比が21:9になるといち早くリークして的中させた実績を持つ人物です。今後のXperiaに、1/1.7型で1200万画素のカメラを採用したモデルが登場するという示唆でしょうか?

 1/1.7型となると、一昔前のコンデジに採用されていたセンサーサイズです。最近ではHuawei P20 Proが採用した4000万画素カメラも1/1.7型でした。

 下記の図にまとめてみました。多くのスマートフォンやGoProなどのアクションカムを超える、かなりのものですね。

 P20 Proは1/1.7型とはいえ4000万画素を詰め込んでいますので、画素ピッチはあくまで1μmとそこまで大きくありません。参考程度に、iPhone XSとGalaxy S10は1.4μmです。

 たくさん詰め込んでしまうと、1画素あたりのサイズが小さくなり、取り込める光も減ります。光が少ないことによって低照度撮影時にはノイズが発生しやすくなります。ちなみにP30 Proは新開発のRYYBセンサーにすることで取り込める光量を増やすというアプローチを取ることで、弱点を補っています。

 もし、1/1.7型へと巨大化したセンサーサイズで、1200万画素程度に画素数を抑えておいたら、どうなるでしょうか。この場合の画素ピッチは単純計算で約3.61μmになるため、APS-Cにも迫ります。【2019年7月25日17時27分訂正】計算が間違っていました。約1.9μmに訂正いたします。

 これまでのスマートフォンは、センサーサイズが多少大きくなろうが高画素化し、結局のところ画素ピッチは1μm前後に過ぎませんでした。しかし多くのユーザーは写真を印刷するわけでもなく、あくまでスマホで撮ってスマホで見る。そうであれば、画素数を過度に追わず受光素子サイズで飛躍を試みるというアプローチは、時代にあったユニークで面白いものと言えるかもしれません。

 やはりソニーセミコンダクタと共同開発するのでしょうか?HuaweiはソニーセミコンダクタとRYYBの共同開発に3年の時間をかけていますから、実際の製品に搭載されるのは先のことになるのではないでしょうか。

 かつてHTCが、400万画素で画素ピッチ2.0μmを確保したUltraPixelカメラをHTC Oneに搭載していたのを思い出しますね。時代が一巡してきた感もあります。

 最近はGoogleのPixel 3が優れた画質処理によってカメラ画質を驚異的に向上するアプローチを取っているのとは対照的にも見えますが、Xperiaがどこまでやれるのでしょうか。楽しみにしておきたいところです。

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