中国HuaweiはSoCにKirin 820を搭載する5G対応スマホHonor 30S 5Gを正式発表しました。
ミッドハイのチップである、Kirin 820は、2018年末に発表されたQualcomm製のハイエンドチップSnapdragon 855と同等の性能を持つと言われるほど強力なチップです。実際に、Geekbench 4のシングルコアテストでは、Snapdragon 855やKirin 980を超えるスコアをマークしているとIT之家は伝えています。
背面にはトリプルカメラと深度センサーを搭載。トリプルカメラの仕様は6400万画素のメインカメラ、800万画素の望遠カメラ、800万画素の超広角カメラとなっています。望遠カメラは光学3倍、ハイブリットズームでは20倍ズームが可能。
液晶ディスプレイはパンチホール式で6.5インチ。
筐体側面には指紋認証を搭載。バッテリーは4000mAhで40Wの急速充電に対応しています。バッテリー容量を考慮すると非常に速く充電することができそうです。
その他スペックは以下の通り。
OS | Android 10 |
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CPU | Kirin 820 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128GB/256GB |
画面 | 6,5型 (1080×2400) |
カメラ | 6400画素(標準)+800万画素(望遠)+800万画素(超広角)+200万画素(深度カメラ) |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 4000mAh |
寸法 | 162.3 x 75 x 8.6 mm,190g |
その他 | 40W急速充電 |
OSはAndroid 10ベースのMagic UI 3.1.1で、GMSサービスは非搭載。本体カラーはブルー、ブラック、グリーン、グラディエントの4色。
発売日は4月7日で、価格は以下の通りです。
- Honor 30S 5G(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):2399元(日本円で約3万6300円)
- Honor 30S 5G(メモリ8GB、ストレージ256GBモデル):2699元(日本円で約4万900円)
40Wの急速充電や、6400万画素のメインカメラ、そして処理性能の高いSoCを搭載したスマホが4万円以下で購入できるというのは驚きです。GMSが搭載されていないのが惜しいところです。
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