総務省は12月23日、第2回デジタル変革時代の電波政策懇談会を開催しました。周波数割当に関して各通信事業者からのヒアリングが行われました。
楽天モバイルは、電波が届きやすい周波数、プラチナバンドを新規参入事業者に平等に割り当てるよう主張しました。
他社では240~250MHzもの周波数が割り当てられているものの、楽天モバイルはわずか40MHzにとどまっているほか、50MHzのプラチナバンドは楽天モバイルには一切割り当てられていません。
また、楽天モバイルは低廉な無制限プランの提供により、5G時代の大容量需要に対応。1ヶ月間の総トラフィックは大手三社の2.1倍。この数値を加味した場合、2021年には現在の大手3社と同レベルの逼迫度になることから、契約数やMHzだけではなく、利用データ量の観点からも逼迫を検討すべきであるとし、周波数割当を要請しました。