Samsungの未発表折り畳み端末「Galaxy Z Flip3」と「Galaxy Z Fold3」について、公式プロモーション映像の一部と見られるものがTwitter上にてリークされました。
今回リークしたのはTwitterアカウントAlvin@sondesix氏とAnthony@TheGalox_氏。両者ともに情報元としてSzczepan Karpiel-Bułecka@BuKarpiel氏を挙げています。
Galaxy Z Flip3
Galaxy Z Flip3はGoogle Pixel 2風の外観を採用、サブディスプレイがカメラ部に溶け込むデザインに。
サブディスプレイの大型化により、表示できる情報量がかなり増加。Motorola razr 5G並の自由度があるかはわかりませんが、使い勝手の大幅な向上が見込めます。
前モデルではカメラがわずかに出っ張っていましたが、Z Flip3はフラットになっているように見えます。
また、側面もフラットになり、畳んだ際の隙間が目立たなくなっているという印象。
さらに本体素材にはGorilla Glass Victusを採用している模様。また、少なくとも音量ボタンの位置が変化していないことがわかります。
判別しにくいですが、本体色はパープル、グリーン、グレー(ブラック?)、ホワイト(ベージュ?)の4色。以前のTron@FrontTron氏によるリークに概ね合致しているため、これらの他に4色のカラーバリエーションが存在している可能性があります。
同氏はまた、韓国の通信事業者KT向けのレンダリング画像もリークしています。
Pixel 2風のデザインについては好みが分かれるところかもしれませんが、カラーバリエーションの増加やカメラ・側面形状の変更など、デザインを重視したZ Flipシリーズらしいポイントもさることながら、サブディスプレイの大型化という使いやすさに直結したポイントも抑えており、非常に完成度が高いという印象です。
Galaxy Z Fold3
Galaxy Z Fold3のカメラは、三眼構成はそのまま前モデルよりもコンパクトに。カメラスペックの詳細は不明ですが、競合するHUAWEI Mate X2や他のハイエンド機に採用されているペリスコープ望遠レンズは、見る限りでは非搭載。
本体色はグリーン、ブラック、シルバーの3色が確認できます。
かねてから噂されていた通り、Sペンに対応する模様。Z Flip3と同様のフラットな側面も見て取れます。右側に映っているのは発売が予告されているS Pen Proでしょうか?Anthony氏によると、ペン先が非常に細く見えるが実際にはGalaxy NoteシリーズのSペンのものよりも丸みを帯びているとのこと。
また折り畳み端末として初めて画面下カメラを採用、ついに真の全画面へ。同氏いわく、カメラの位置は前モデルと変わらず解像度が向上しており、ZTEのものよりもはるかに優れているとのことです。
さらに、前モデルは外側ディスプレイのみリフレッシュレートが60Hzでしたが、Alvin氏によるとZ Fold3は内外ともに120Hzに対応する模様です。
待望のSペン対応や画面下カメラ搭載など、タブレット級の広々とした画面をフルに活かせるような親和性の高い技術がふんだんに投入されており、やはりロマンが詰まっていると感じました。
一方で、全部盛りが大好きなオタクとしてはカメラにあまり変化がないように見えるのが気になるところ。実は、以前にもZ Fold3のカメラスペックは前モデルとほとんど差がないとの噂がありました。公式の発表を楽しみに待ちたいと思います。
なお、Galaxy Z Flip3とGalaxy Z Fold3については、2021年7月の開催が予想されるGalaxy Unpackedイベントでの発表が期待されています。