本日発売のSIMフリースマホ「motorola razr 5G」を購入しました。待望のクールな折り畳み端末!何より最高なのがそのレトロフューチャーなデザイン。ラウンドしたディスプレイなど曲線を取り入れていて美しい。ベゼルは太めなのですがそれが全く気にならない。
eSIMなので、eSIMに消極的な国内事業者がなく難航したようでしたが、満を持しての登場です。キャリア版から遅れることなくSIMフリー版が発売ということで、心意気を買って購入です。
ネガティブ面を先に話します。ライバルであるGalaxy Z Flipシリーズは、角度調節可能なヒンジやOne UIで洗練された豊富なマルチウィンドウ機能を備えており、ソフトウェア・ハードウェア両面でマルチウィンドウが強力。この点、razr 5Gは弱いと思います。まず角度調節、固定ができません。
嫌な話は先にしましょう。Motorola razr 5Gは机上で屹立せずスタンド的に使用できない。Galaxy Z Flip系で良い点なのでここは注意。 pic.twitter.com/GK1cBErqq2
— 📱すまほん!!🌔5G📶 (@sm_hn) March 26, 2021
Z Flipとは構造の異なるヒンジ部分。画面を少し丸めているのがわかりますか?このおかげで折り目がつきにくいというメリットがあります。一長一短ですね。
ソフト面では、GalaxyやXperiaのようなメーカー独自のマルチウィンドウのためのアプリ起動機能が欠けており、Android純正の方法で呼び出すしかないので、ちょっと使いにくく感じます。また、Motoアクションのひねって即時カメラ起動が素晴らしいのですが、マルチウィンドウ中だとカメラ起動がキャンセルされてしまいます。この辺りが競合と比較した場合の弱みです。
一方で、実に素晴らしいのがサブディスプレイ。これ、端末を開けずに色々できちゃいます。動作するアプリを追加可能。
Spotifyを再生中。画面を開かずに次曲送りや音量調節が可能。この状態で、閉じたままマナー設定もできるのがガラケー的。さらにこの閉じた状態で、アウトカメラによる自撮りも可能。
YouTubeはバックグラウンド再生中は動画のサムネイルと再生/停止/次送りが出てきます。外部ディスプレイで動作するアプリ権限の付与が可能。ちゃんと動画自体の再生もできちゃいます。
文字入力も可能なので色々夢が広がります。あとは無駄にTwitterもできますね。さすがにこれはあんまり意味はないかもしれませんが、ちょっと楽しいw
文字入力もできる pic.twitter.com/4O6Wsy9M40
— 📱すまほん!!🌔5G📶 (@sm_hn) March 26, 2021
指紋認証の位置が端末中央より下なので、人差し指が自然な位置で指紋認証に当たらず、若干の慣れを要するかもしれません。認証精度自体は良好。持った感触も良く、縦長になるので、通話アプリをメインに使ってあげたくなりますね。
弱点も目につくものの、それ以上にパカパカする楽しさが上回る変態端末です。ただの変態ではなく、明日のスタンダードかも?
ホントはワンプッシュオープンでもあればいいんだけどね。でもほんのちょっとコツ掴めばこんな感じでかんたんに開けられるよ。いい感じ pic.twitter.com/PCxbkCL2PR
— 📱すまほん!!🌔5G📶 (@sm_hn) March 26, 2021
角度調節やOne UIの豊富な機能による利便性ならGalaxy Z Flip、楽しさやかっこよさを取るならrazr 5Gかなといったところです。しばらくLINEMOのeSIMで通話用端末として運用していきます。