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噂:Snapdragon 8 Gen2のスペックがリークされる、リーカー間で意見の相違も

 今年末ごろの発表が噂される、QualcommのハイエンドSoCのSnapdragon 8 Gen2。中国のリーカーである数码闲聊站氏とIce Universe氏は、同SoCのスペックをリークしています。

 Phone Arenaによると、数码闲聊站氏はSnapdrgon 8 Gen2のCPU構成について、最も高速なプライムコアにCortex-X3×1、ハイスペックコアにCortex-A720×2、さらに先のCPUより2世代前となるCortex-A710×2、最後にCortex-A510×3という構成になると述べています。

 参考までに、Snapdragon 8+ Gen1のコアレイアウトはCortex-X2(×1)+Cortex-A710(×3)+Cortex-A510(×4)であり、最も低速なコアが3コアになるのは珍しい例です。

 一方で、こちらも有名なリーカーであるIce Universe氏は、この特別な構成は変わらずとも、数码闲聊站氏のリークした構成のうち、未発表であるCortex-A720が現行最新世代のCortex-A715に置き換わったものと主張。

 また、Snapdragon 8 Gen2は通常版と「高周波版」が用意されると噂されます。通常版の最大クロックが3.2GHzのところ、この高周波版は最大3.4から3.5GHzまでに対応するとのこと。iPhone 14 Proに搭載されるA16 Bionicの最大クロックは3.46GHzであるため、場合によってはそれを追い越す性能にもなり得ます。

 なお、Snapdragon 8 Gen2はパフォーマンスよりエネルギー効率にフォーカスしたデバイスであると考えられているようで、Phone Arenaは「高周波版はパワー重視のチップを求めるメーカーにとって興味深いものとなる」、つまりゲーミングスマホなどに搭載されるのではないか、といった旨を述べています。

 Qualcommは11月15日からSnapdragon サミットを行う予定で、そのタイミングで新しいSoC等々を発表する予定と噂されています。未発表のApple製品などで非常に高い予測精度を叩き出すアナリストのMing-Chi Kuo氏は、Galaxy S23シリーズにはすべての地域のモデルでSnapdragonが採用されると述べており、もはやExynosシリーズが叶わないほどの性能の大幅向上にも期待できます。

情報元Phone Arena
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