Huaweiは11月2日、中国向け発表会を開催。その中で「HUAWEI Pocket S」を発表しました。
P50 Pocketに続くHuawei2作目となる「縦折り」型の折りたたみスマホ。P50 Pocketに似ていますが、今回は可愛らしさが特徴です。6色もの豊富なカラーバリエーションを展開。
ディスプレイは6.9インチのOLEDで、解像度はFHD+(2790×1188)。最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。
革新的な反射防止ナノ光学フィルムにより、iPhone 14 Pro Maxより反射率を56%抑えられると謳います。
6.9インチの大画面で折りたたみ機構を備えながら、6.7インチのiPhone 14 Pro Maxより50g軽量で0.6mm薄いことをアピール。
折りたたみ時はGalaxy Z Flip4と比較しても薄く、隙間がなく厚さが均等です。これを実現したのは業界初を謳う「水滴型ヒンジ」で、40万回の開閉テストもクリア。
カメラは2眼で、4000万画素メイン(f/1.8)カメラは1/1.7型のRYYBセンサー。超広角は1300万画素、インカメラは1070万画素。
画面を閉じたままサブディスプレイでメインカメラを使った自撮りが可能。超広角も使えるため大人数での撮影時の使いやすさをアピールしています。
円形のサブディスプレイには他にも自分のアバターや多数のアプリの情報を表示することができます。
4000mAhのバッテリーを搭載し、40Wの有線急速充電に対応。HarmonyOS 3を搭載します。
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 778Gを搭載し、5Gには非対応。実行メモリは8GB、ストレージは128GB・256GB・512GBから選択できます。最大256GBのNMカードに対応。
価格は次の通りです。
- 128GB 5988元(約12万800円)
- 256GB 6488元(約13万900円)
- 512GB 7488元(約15万1000円)
また、おしゃれなケースやアクセサリーを用意しています。
どのメーカーも折りたたみスマホはハイエンドばかりでしたが、HUAWEI Pocket Sは処理性能を落とすことで手頃な価格を実現。多彩なカラバリやアクセサリーもあり、折りたたみスマホを手に取りやすくなりそうです。
今回新たに「HUAWEI Pocket」シリーズを新設していることから、今後も様々な縦折りスマホが登場することが期待できます。
128GBと256GBモデルは11月2日に予約開始で11月10日発売。512GBモデルは12月発売予定です。
OS | HarmonyOS 3 |
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SoC | Snapdragon 778G 4G |
メモリ | 8GB |
容量 | 128/256/512GB 最大256GBのNMカード |
画面 | 6.9型 FHD+(2790×1188) OLED 120Hz |
サブ画面 | 1.04型(340×340) 円形 OLED 60Hz |
カメラ | メイン:4000万画素 f/1.8 1/1.17型RYYB 超広角:1300万画素 f/2.2 |
インカメラ | 1070万画素 f/2.2 |
電池 | 4000mAh 40W有線充電 |
寸法 | 170×75.5×7.2mm, 190g 折りたたみ時:87.3×75.5×15.2mm |
その他 | 側面指紋認証 |