Huaweiは、同社初の縦折りスマホ「HUAWEI P50 Pocket」を発表しました。コンパクトミラーのような豪華絢爛なデザインはオランダのファッションデザイナーが手掛けており、女性をターゲットとした製品となっています。
SoCはSnapdragon 888ですが、米国の制裁の問題から5G非対応。OSはAndroid ベースのEMUI 12ですが、当然ながらGMS非対応。画面サイズはフルHD+の6.9インチ有機ELでリフレッシュテートは120Hz、1440段階の調光に対応。サブディスプレイは円状の1.04インチ、こちらも有機ELでタッチ操作に対応。
ヒンジは先日発表された「OPPO FIND N」に類似した構造で折り目が付きづらくなっているようです。
カメラは4000万画素メイン+1300万画素超広角+3200万画素ハイパースペクトラムの三眼。インカメラは1000万画素。縦折りスマホの先駆者のバッテリー容量はZ Flip3が3300mAh、Motorola Razr 5Gは恐ろしく少なく2800mAhですが、HUAWEI P50 Pocketは4000mAhと大きく抜きんでている形。充電速度は40Wとこちらもかなり早いです。
デザインからもHUAWEI P50 Pocketは女性をターゲットにした製品であると見て取れますが、サブディスプレイと背面ライトを用いて日焼け止めが塗ってある部分を表示するというユニークな機能も搭載。使うかどうかはさておき、素直に面白いですね。
側面指紋・顔認証を備え、NFCやWi-Fi 6に対応。イヤホンジャックは備えないもののUSB-CはDP1.2をサポート。
ラインナップはHUAWEI P50 PocketとP50 Pocket Premium Editionの二種類。HUAWEI P50 Pocketはメモリ8GBにストレージ256GBで本体色はホワイトで価格は約16万円、P50 Pocket Premium Editionは各12/512GBで本体色はゴールド、価格は20万円ほど。かなり苦しい立場にいるHuaweiですが、ほとんど競合が存在しない縦折りスマホ市場においてどれだけの存在感を示せるのでしょうか。
スペックは以下の通り。
OS | EMUI 12 |
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SoC | Snapdragon 888 4G |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 256/512GB |
画面 | 6.9型、1.04型 (2790×1188 340×340)有機EL |
カメラ | 4000+3200+1300万画素 |
インカメラ | 1000万画素 |
電池 | 4000mAh,40W |
寸法 | 170×75.5×7.2mm(15.2mm),90g |
5G | 非対応 |
LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41 |
3G | B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 |
その他 | 側面指紋認証、顔認証、NFC、Wi-Fi 6 |
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