位置情報共有アプリ「Zenly」は、国内におけるサービスを終了する日程を2023年2月3日とすることを発表しました。
zenlyをお使いの皆さまへ
zenlyは2023年2月3日をもちまして、サービス提供を終了いたします。
上記の日程でユーザーの皆様とはお別れです。
zenlyは今までもこれからもユーザーの皆さんを愛しています。 pic.twitter.com/pUkeuDPk6g— zenly japan (@ZenlyJP) December 3, 2022
「Zenly」をめぐっては、2023年8月31日に運営企業のSnap社が、事業見直しに伴い突如サービス終了を発表。具体的な終了の日時は発表されていませんでしたが、年末が近づきようやく発表された形となります。
この「Zenly」アプリは、特に10代から20代前半の若者に絶大な支持を集めています。筆者も利用しており、筆者の周囲の友人もほとんどと言っていいほど利用しているほど、若い世代で深く浸透しているアプリです。
筆者は、このアプリを利用するまで、自分の位置情報が友人からいつでも閲覧できる、ということに対して若干の怖さ感じていました。これは当然の感覚だと思います。ただ、利用していくにつれ、その抵抗感に勝る利便性の良さがあることに気づきました。
特に、都会で生活し始めると、待ち合わせの際に今どこにいるのかが瞬時に視覚的にわかる、という便利さをより実感し、使う頻度がかなり高くなっていました。「Zenly」が生活の基盤になっているユーザーも一定数いるのは間違いありません。
また、Zenlyには、今までに訪れた場所が記録される機能もあります。訪れたり通ったりした場所がマップ上で白く表示され、このマップを埋めたり、以前訪れた場所を思い出して懐かしく感じているユーザーもちらほら見かけました。これらがもう記録できなくなる、閲覧できなくなると思うと、少し寂しくも感じます。
Snap社は、サービス終了後、同社が展開を続けているSNSアプリ「Snapchat」内の類似機能である「Snap Map」への移行を呼びかけています。
これからも位置情報を共有したい人は、Snapchatのマップ機能「Snap Map」を使ってみてね!
ポップで可愛いマップ、きっと気に入るはず❤️👻 pic.twitter.com/WABDSYwtDN— zenly japan (@ZenlyJP) December 3, 2022