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高齢運転手の安全走行啓発。日産がメタバースと実地で「体操体験会」同時開催

 日産自動車は、3月4日、高齢運転手の安全走行を促進・啓発する「ハンドルぐるぐる体操体験会」を開催しました。

 場所は東京銀座の「NISSAN CROSSING」、そしてVRChat上にそれを再現したワールド「NISSAN CROSSING」。現実とメタバースでの同時開催となりました。メタバースでも開催したのは家族で一緒にやってもらうことを意図したため。

 ハンドルぐるぐる体操は、約2000人の運転機能データや走行実験の知見に基づき 2020年から日産と新潟大学が共同で開発したもの。運転に必要な筋力や認知力を向上するとのこと。

 当日には、メタバース上での体操体験会の様子を、銀座の実地会場にも放映。体操指導にはカソウ舞踏団の面々があたりました。実地には小さな子供連れの家族が目立ちました。

 筋肉を活性化し血流を良くするリフレッシュ、運転姿勢が前かがみになるのを防ぐ筋力アップ、脳を刺激する認知力アップの3種類から構成。高齢者以外にも健康増進効果が見込まれるといいます。ハンドルを回すような動作をしながら、体全体を動かします。筆者も実際に体操を体験してみたのですが、そこそこ疲れる印象でした。

 高齢者の危険運転によって若者の死傷する痛ましい事故も報じられる昨今、地道ながら非常に大切な取り組みだと感じました。今後もさらに啓発の場を広げていって欲しいですね。

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