アメリカのスタートアップ企業Dopple Worksが、「むしめがね型」のXRデバイス「Loop」を開発していることが判明しました。海外メディアのRoad to VRなどが報道しています。
現時点では「Loop」の詳細は不明ですが、特許出願によると、6DoFトラッキングセンサーのマイク、カメラなどを内蔵するとのこと。
レンズに関する言及は無く、使い方についてはイマイチ不明。
連邦通信委員会(FCC)への出願も実施しており、Wi-Fi、Bluetooth、 NFCに対応し、バッテリー駆動する携帯型デバイスであることを説明しています。防滴仕様(IP65)らしいので、屋外での使用も想定しているのかもしれません。
コンテンツについては「ゲームから教育用途まで」対応。Dopple Worksは「電子学習玩具」を作る企業らしく、教育寄りのデバイスの可能性が高そうです。
2025年現在、XRデバイスの多くはヘッドセット型ですが、機器を毎回「被る」必要があります。手に持って覗く形式は、そういった手間を大幅に削減可能なメリットがあると言えます。
ただ当然ながら、没入感は大きく減るでしょう。なのでスマホAR(の発展形)のような使い方がフィットしそうですね。
徒花で終わるのか、それとも新たなデバイスの在り方を確立するのか。「Loop」の今後に注目です。