
Xiaomiは8月15日、グローバル市場において11インチタブレット「Redmi Pad SE」を発表しました。名前からは日本でも販売されている「Redmi Pad」の下位モデルに当たりますが、実際は一概にそうとも言えないようです。
Redmi Pad SEはSoCにSnapdragon 680を採用。国内であればOPPO Pad Airが搭載していますね。性能ではRedmi PadのMediaTek Helio G99に大きく劣ります。メモリ・ストレージ構成は4/128GB、6/128GB、8/128GBとなっています。ストレージの選択肢はないのに、メモリは3種類から選べるというのがなんとも不思議な仕様です。別途、microSDカードに対応しています。

ディスプレイは11インチのWUXGA(1920×1200)液晶。Redmi Padでは10.61インチディスプレイを採用していいたため、若干巨大化しています。リフレッシュレートはしっかり90Hzに対応。

クアッドスピーカーを搭載し、Dolby Atmosを採用。また、タブレットでもやや見かけなくなりつつある3.5mmヘッドホンジャックを搭載しています。

タブレットらしく、カメラの性能は最低限。背面に800万画素、正面に500万画素のセンサーをそれぞれ備え、いずれも1080p/30fpsの動画撮影に対応。また、フロントカメラを利用した顔認証にも対応しています。
バッテリーは8000mAhと、このサイズのタブレットとしては及第点な容量。Xiaomi Padなどとは異なり、10Wでの充電までしか対応していません。フル充電までかなり時間がかかってしまいそう。ポートにはUSB Type-Cを採用しています。

プリインストールOSはAndroid 13をベースとしたMIUI 14。本体色はグレー、パープル、ミントグリーンの3色で、価格は199ユーロから、日本円にして3万1000円からとなっています。
ドイツではRedmi Padの下位グレード(3/64GB)が169ユーロとなっており、このモデルは日本で2万2800円。仮に日本に投入されるとするならば、単純計算で2万6000円ほどになると予測できます。
| OS | MIUI 14(Android 13) |
|---|---|
| SoC | Snapdragon 680 |
| メモリ | 4/6/8GB |
| 容量 | 128GB |
| 画面 | 11型 WUXGA(1920×1200) 90Hzリフレッシュレート |
| カメラ | 800万画素 |
| インカメラ | 500万画素 |
| 電池 | 8000mAh |
| 寸法 | 255.53mm x 167.08mm x 7.36mm, 487g |
| その他 |





















