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背面円型画面搭載!Nothing Phone (3) 日本上陸。スナドラ8s Gen4搭載、価格12万4800円から

 Nothing Technology Japanは2025年8月20日、ブランドの新たなフラッグシップスマートフォン「Phone (3)」を日本国内で発売すると発表しました。8月28日午前9時よりnothing.tech公式サイトおよび楽天モバイルにて販売を開始します。

 直販価格は実行メモリ12GB・内蔵ストレージ256GBモデルが12万4800円(税込)、16GB・512GBモデルが13万9800円(税込)となります。

 同質化が進み「退屈になってしまった」と語るスマートフォン市場に、Nothingが培ってきたデザイン哲学と、新たに注力するAI技術、そしてコミュニティとの共創によって生み出された「ワクワクする体験」を再び提供することを目指します。

 社会が抱えるある種の閉塞感、かつての時代がそうであったように、かつてのゲームボーイやiPodがもたらしたように再びテクノロジーを突破口とすることを目指して創業したNothing。その思想を体現するPhone (3)のデザインは、Nothingの象徴であるシースルーデザインを継承。10m離れていてもNothingだとわかるNothingらしいデザインです。

 背面パネルは、緩やかな曲線や円形モチーフを大胆に取り入れた幾何学的なレイアウトへと進化。内部部品を3つのグリッドに沿って整理しつつも、異なる要素を意図的に非対称に配置することで、静的ながらも「動き」や「リズム」を感じさせる美学を追求したとのことです。

 一方で、前面のディスプレイは四辺のベゼル幅を1.87mmで完全に均一化し、完璧な対称性を実現します。

 筐体はIP68等級の防水防塵性能を備え、前後パネルにはコーニング社のゴリラガラス、フレームには耐指紋加工を施した100%再生アルミニウムを採用し、耐久性と高級感を兼ね備えています。

 背面の光るインターフェース「Glyph Interface」は、従来のLEDストライプから、489個のマイクロLEDを円形に配置した「Glyphマトリックス」へと刷新。

 白黒だけでなく階調表現にも対応します。特定の連絡先やアプリからの通知を専用アイコンで表示する「Essential通知」や、着信時に相手のアバターをピクセルアートで表示する機能などを備えます。さらに「Glyphボタン」を押すことで、タイマーやストップウォッチ、「スピン・ザ・ボトル」といったミニゲーム「Glyphトイ」を素早く起動できます。開発者向けにSDKも公開、今後さらに多くの機能が追加される見込み。

 心臓部であるSoC(System-on-a-Chip)にQualcomm製の「Snapdragon 8s Gen 4」を採用しました。なぜ最上位ではない、「s」を冠するモデルを選択したのでしょうか。

 Nothing Phone (3)はフラッグシップモデルにあたり、Nothingが考える未来のビジョンを体現する製品だと位置付けていると説明。製品が提供する価値全体を見据えた上で、最もバランスの取れたSoCを選択した結果とのこと。単なるコスト削減が目的ではなく、スマートフォンを2年、3年と長く快適に使い続けられることを重視し、そのためには将来を見越した性能確保が不可欠だとし、発売時点での性能だけでなく、数年後も陳腐化しないパフォーマンスを維持できるかどうかも選定の重要な基準になったといいます。

 「Essential Key」は、スマートフォンを裏返して長押しすることで会議の録音と文字起こし、さらには要約まで自動で行う「Flip to Record」機能も搭載。また、ホーム画面からスワイプアップすることでアプリや連絡先、写真などを横断的に検索できる「Essential Search」も追加。OSアップデートは5年間。

 カメラは、背面3つ、前面1つの合計4つのカメラ全てを5000万画素センサーで構成。メインの広角カメラは、Phone (2)よりF値が低く、44%多くの光を取り込める大型の1/1.3インチセンサーを搭載すると謳います。新たに70mmのペリスコープ望遠カメラが採用され、光学3倍、インセンサーによるロスレス6倍、さらにAI超解像による最大60倍のズーム撮影が可能になりました。視野角114度の超広角カメラ含む、4つのカメラ全てで高品質な4K/60fpsの動画撮影に対応します。

 実行メモリは最大16GB(LPDDR5X)、内蔵ストレージは最大512GB(UFS 4.0)。バッテリーはエネルギー密度を10%向上させた5150mAhのシリコンカーボンバッテリーを新たに採用。一般的なリチウムイオンバッテリーに比べて素材自体の膨張率が低く、安全マージンを減らせるため、同サイズでより大容量を実現できる点が採用の決め手になったとのことです。

 65Wの有線急速充電により約54分で満充電が可能なほか、15Wのワイヤレス充電と、イヤホンなどを充電できるリバースワイヤレス充電にも対応します。ディスプレイは6.67インチのフレキシブルAMOLEDで、HDRピーク輝度は4500nit。全白輝度は1000nit程度。

 FeliCa(おサイフケータイ)とeSIMにも対応しています。日本で販売されるPhone (3)は、ハードウェアとしては日本専用のSKU、ソフトウェアはグローバル版と共通。販路を自社EC以外は楽天モバイルに絞った理由については、Phone (3)という重要な製品を共に育てていく戦略的なパートナーとして、両社の方向性が合致した結果だといいます。

 ちなみに画面保護フィルムが出荷時から貼り付けられているだけでなく、透明な純正ソフトケースが製品に同梱されるそうです。

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