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OPPO Find X8来た!高次元、極狭額縁ボディが魅力

 久々のハイエンドスマホとなる「OPPO Find X8」が日本で正式発表されました!早速触ってみました。

 まず何よりベゼルが狭い!しっかり最新トレンドの外観ですね。狭さなんと1.45mm。はディスプレイケーブル自体を固定することで、ガラスカバーを固定するのに必要なスペースを大幅に削減することで実現したといいます。

 SoCにはDimensity 9400を搭載。省電力コアなしで高性能、MediaTekと協力して省電力化調整も努力したといいます。あ、ソフトは多少クセはありますけど動作感はよく作り込まれていますよ!iPhoneを倒しに行く最新中華ハイエンドでは特に、「動作キャンセル」「非線形アニメーション」といった細かな滑らかさが、地味に注目されてたりもします。

 色展開はスペースブラック、スターグレーの2色。どっちもカッコいいですね。カメラ突起中央のHは提携のハッセルブラッドロゴ。カメラ画素数は全眼5000万画素。構成はメインが1/1.56型 LYT700 F1.8、超広角は1/2.76型 Samsung JN5 F2.0、3倍望遠は1/1.953型 LYT600 F2.6。

 背面だけではなく側面もマットで防指紋、非常に質感が良いです。ハイエンドにこういう細かな部分を求めている人も多いはずで、久々のOPPOハイエンド、やはり嬉しいですね。

 薄型のわりには5630mAh大容量電池を搭載。カーボン素材の最新式。Vivoが折りたたみスマホ等に搭載していたアレですね。ついに折りたたみではないハイエンドスマホに降りてきて、日本市場にも登場というわけです。ほかにも最大50W無線充電や80W SUPERVOOC独自急速充電対応など、けっこう充実した仕様で7.9mmの薄めなのは嬉しいですね。重量も197g程度におさめているので、結構ラクに持ちやすいはずです。220g台あたりから少し辛くなってきたりもしますからね。

 そして注目は、これ!OPPOひさびさのハイエンドで、日本の一般利用者には初めてお目にかかるであろう、マナースイッチ。これはグループの兄弟ブランド、OnePlus伝統のアラートスライダーを拝借したものなんですね。三段階に遷移し、物理スイッチで強力にマナーモードやバイブに切り替えられるのは最高ですね。

 カメラ突起は大きめですが、デザイントレンドではあるし、端正かなと思います。しっかり技術に裏打ちされたデザインで、所有欲も高まりそうですし、大容量電池を搭載したにしては軽め薄めの筐体というのは、日常使いでも有利でしょう。

 この完成度の高さだからこそあえて惜しい点を挙げるとすれば、四眼に見えるカメラの一番下が「謎の虚無」なんですよね。本機はのカメラ構成は三眼です。「あっ、四眼のProの筐体と極力共通化して、望遠カメラを一つ廃止した名残ね……」と勘の良い皆さんならもうお気づきの点ですかね。できればシャッターボタン搭載のProを持ってきて欲しかったところです。一応、画面OFF時に音量ボタンで起動して、音量ボタンでシャッターを切るという次善策は用意はされています。

AOSPの機能である、あらゆる状況下で電源ボタン二度押しでカメラを即時起動できる機能にOPPOのColorOSは非対応。音量ボタンで起動できるとはいうが、画面オフ時限定。ロック画面やその他操作を行っている時は使えないし、画面オフ時でもバックグラウンド動画再生や音楽再生を行っていると音量制御と干渉して起動に失敗するので使いにくい。ハード・ソフトでOPPO端末と共通化の進むOnePlusはすでに電源ボタン二度押しでのカメラ起動に対応済みであり、OPPOもこれに対応するか、シャッターボタンのあるPro以上を持ってくるしかない。

 カメラは連写モードも訴求しています。画質よりも、捉えるの重視!という状況で役に立ってくれそうです。ただ他社だと複数枚撮った中からベストな写真を選んでくれる機能もあるので、「OPPO AI」を推すなら、その辺りの機能強化も今後に期待ですね。

 ほかにも様々な写真関連のAI機能あり。ガラスの映り込みを消してくれたり、複数枚撮影した写真のうち眼を開いている良い写りのものを合成してベストショットを作ってくれる機能など。このへんはしっかりしてますね。

 このほか、iPhoneとAirDropを使える機能もあるのは面白い点かもしれません。ただしアプリインストールが相手のiPhoneに必要という点には注意です。

 あくまでProではなく無印なので、前述のカメラ関連や、大容量ファイル転送に影響するUSB 2.0など、究極の高級カメラハイエンドを求める人には物足りないでしょう。この機種の少し上の競合他社のカメラフォンは、さらにシャッターボタンやカメラグリップが使えてシャッター音ナシですからね。せっかく搭載のアラートスライダーを消音にしたらカメラも消音に!なんてサプライズを用意すれば大きな魅力になっていたのになぁ……と思います。(ぜひアップデートで対応して!)

 しかしながら高い実装技術に裏打ちされた筐体は総合的には高次元にまとまっており魅力的で、競合の10万円程度のハイエンド機種に対しては競争力があるはずです。Xiaom 14T Proよりも高い性能が手に入りますし、好みはあるにしても今作のデザインも総合的には優れています。

 それでもFeliCaなしという欠点や約14万円という価格には厳しい部分もあるかもしれませんが、Amazonでは13万円弱、MVNOの販路での値引きも期待できるため、検討してみる価値はあるモデルなのかなと思います。

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