ただしiPhoneユーザーに土下座しておく必要あり!
OPPOの発表した新機種Find X8は、Android初となる新しいファイル共有機能に対応。iPhoneユーザーが「O+ Connect」というアプリをインストールするだけで、OPPOとiOS端末間でAirDropのようなデータの送受信が可能になるとのことです。
これまでOSの違いによってスムーズなファイル共有が難しかった課題を解決し、Appleデバイスを使用している人とも簡単に写真やデータをやり取りできるようになるとしています。
実際使ってみたところ。アプリストアで検索する際は、プラスを抜かずに「O+Connect」で検索する必要あり。インストールして初期設定します。
Find X8側から画像を送ってみました。ギャラリーから送りたい写真を開いて、「iPhoneで共有」を押します。
Bluetoothで接続し、ファイル転送は高速なWi-Fiで行う仕組みです。
端末を選んで……。
送信できました。
今回試したのは静止画ですが、実際のファイル転送をWi-Fiが担うので理論上は動画の転送も快適に行えるはずです。
なお今回、そこまで試してないのは、そもそも2回失敗して、3回目で送信できたからです。隣の記者もできなさそうで四苦八苦していました。なにせO+Connectアプリから見えたBluetooth端末の表示、50台以上、発表会展示会場なので端末が多すぎて、電波環境が厳しかったのだと思います。イベント会場や混雑した場所では同様に難儀するかもしれませんが、そうではない場所なら快適に使えるかもしれません。
予め交友関係のすべてのiPhoneユーザーにこのアプリをインストールしてもらうの、正直あんまり現実的ではないので、「iPhoneユーザーだらけのコミュニティでエアドロ使えないAndroidはしんどい」問題の根本的解決にはならないと思いますが、仲の良い少数グループなら全然これで対応できそうな気もしますね。うまく活用してみたいところです。