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スピーカー音質が向上、品位を得たAQUOS R10ハンズオン

 シャープがAQUOS R10を正式発表しました。発売日は7月上旬予定。投入市場は台湾、シンガポール、インドネシア、日本。国内取扱事業者はドコモとソフトバンク。後日公開市場向けSIMフリーモデルも販売予定で、価格は256GBモデルが税込み10万円程度、512GBモデルが11万円程度を予定。

 高駆動AQUOS Rシリーズは、R6以降、単眼カメラを特徴としてきましたが、2024年に三宅デザインのR9で刷新。2025年もデザイン言語を踏襲します。

 R9は明るい緑色と白色の二色でしたが、R10は計3色に。

トレンチベージュ、カシミヤホワイト、チャコールブラック

 R9のデザインを踏襲しつつ品位感を高めることを目指しており、特に薄い緑のトレンチベージュは側面部分の仕上げにまでこだわったそうで、実際に持ってみるとかなり独特で上品な高級感があっておすすめです。

 「AQUOS R10」は、「生で観るより生々しい」を主題とし、映像体験やカメラ性能に注力。Pro IGZO OLEDはディスプレイは、ピーク輝度を従来比1.5倍の3000nitに向上したといいます。全白輝度は変わらないので、電池持ちへの影響も特にないそうです。

 引き続きバーチャルHDRにも対応し、SDRコンテンツをHDR相当にして再生可能。動画かどうかをハード側で検知して高度に処理しているそうです。

 カメラは引き続きLeica監修でヘクトールレンズを採用、撮像素子は前モデルとは供給メーカーや1/1.55型というサイズは変わらず、別の撮像素子を搭載。暗部の処理をさらに強化。AI合成処理によるRAWを超えた画像処理を実現したと謳います。

 料理撮影時やテキスト撮影時の影を自動で除去する機能も備えます。

設定から影を消す設定を有効化したうえで、AI判定でテキストや料理と判定された場合に発動

 SoCはSnapdragon 7+ Gen 3で、R9から継続。Rの価格帯ではパフォーマンスと価格のバランスを重視しており、性能としてもAQUOS sense9のSnapdragon 7s Gen 2と比較してCPUは約2倍、GPU性能は約4倍となっており、最適な選択なのだといいます。

 なおAI RAW処理などハードウェアに依存するAI機能は、撮像素子の異なるR9へのアップデートでは提供しないとしています。

 内部的にはベイパーチャンバーとCPUの間に高熱伝導の銅ブロックを圧着することで放熱性をさらに強化。

 上部スピーカーを樹脂から金属に変更。フルメタルBOXスピーカでパワフルで立体感のあるサウンドを実現するといいます。

 R9の時点でかなり良くなっていはいましたが、さらに音圧やサラウンド感がよくなった印象を受けました。

 AQUOS R9をさらに洗練させたモデルと見ることができそうです。R9ユーザーの食指が動くような機種ではないですが、それよりも以前のRシリーズや、下位モデルからのランクアップを狙っていたユーザーにとっては魅力的な一台となるかも知れません。

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