アンカー・ジャパンは5月22日、都内で開催された「Anker Power Conference 2025」において、同社初のカフェ事業となる「Anker Store & Cafe」を今週末の5月25日に汐留にオープンすると発表しました。同社は、これまで製品販売を通じて培ってきた顧客体験の提供を強化するため、リアルな場での新たな接点を設けるとしています。
この「Anker Store & Cafe」は「チャージ」をコンセプトに掲げており、来店者がスマートフォンやモバイルバッテリーなどのデバイスを充電できるだけでなく、心身ともにリフレッシュできる空間を目指しているとのことです。カフェ内の全席には、最新のQi2対応ワイヤレス充電器が内蔵され、ACコンセント、Lightningケーブル、USB-Cケーブルも完備されるため、幅広いデバイスに対応するとしています。
また、会議用スピーカーを設置したミーティングルームも設けられており、公式アプリを通じて予約できるほか、モバイルオーダーにも対応しているため、時間を有効活用できるとのことです。
カフェでは、Ankerが独自にスパイスを調合したカレーや、クラフトビール「Anker 急速充電エール」、そして厳選されたコーヒーなどを提供し、味の面からもエネルギーをチャージできるようなラインナップを揃えたとしています。価格も気軽に立ち寄れる値段に。
コーヒーはフェアトレード豆を使用し、テイクアウト用の容器には再生紙を採用。またストローには、焙煎時に排出されたコーヒー豆のシルバースキン(外皮)を再利用したものを採用するなど、サステナビリティも取り組んでいるとのこと。
カフェに併設される「Anker Store」では、Ankerグループの最新製品や人気製品を実際に手に取って試すことができるため、購入前の体験を深める機会を提供できるとしています。
アンカー・ジャパンの子会社であるアンカー・ストア株式会社は、Ankerの直営店運営事業を担っています。2018年の事業開始から6年で35店舗を展開するなど、店舗網を拡大。今回のカフェ事業参入は、充電という日常に不可欠な行為を通じて、利用者の生活をより豊かにしたいという思いから企画したそうです。
Anker Japanは、この初のカフェ事業を通じて、単なる製品の販売だけでなく、リアルな場での新たな体験価値を提供することで、ブランド認知と顧客接点のさらなる拡大を目指していくとのことです。
Ankerカレー草 https://t.co/fXIqcaZAfY pic.twitter.com/aWwVCWqIKt
— すまほん!! (@sm_hn) May 22, 2025