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Apple Arcadeは儲からなくてオワコン?ゲーム開発者への分配金が減少しているとの指摘

 海外のゲーム情報サイト「mobilegamer.biz」は2月26日(現地時間)、Appleのゲーム配信サービス「Apple Arcade」で、ゲーム開発者への支払いが減少していると伝えました。

 Appleは通常、Apple Arcadeへ作品を提供するゲーム開発者に対し、一時金とプレイ回数に応じた分配金(ボーナスプール)を支払っていますが、mobilegamer.bizが複数の関係者に取材したところ、いずれもサービスが始まった2019年と比べ減少していることが判明。

 さらにボーナスプールについては、計算方法や計算に使ったデータがブラックボックス化されているため、ゲーム開発者はAppleに減額理由を確認することもできないとしています。

 同サイトの記事では、ほかにも「マーケティングサポートのリードタイムが長い」「作品に対してAppleから何ヵ月も熱烈なフィードバックを受けたが、突然戦略変更を告げられ、最終的に担当者と連絡が取れなくなった」など、Appleに対して不満を抱くゲーム業界関係者の声を紹介。

 情報源が伏せられているため信憑性は何ともいえませんが、仮に一連の情報が事実だとすれば、Appleはゲーム開発者の存在を軽視していると思われても仕方のない状況です。

 余談ですが、同社の創業期を支えた名機「Apple II」には、PCだけでなくゲーム機としての側面もあり、Apple自身が販売した物も含め、多くのゲーム作品が存在しました。このように多少なりともゲームの力を借りて育った企業が、今はゲーム開発者を軽く扱っているのだとしたら、何とも悲しい話です。

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