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Fold6より薄型・大画面化!Galaxy Z Fold Special Editionが韓国で正式発表

 より薄型のモデルになるとして、以前から登場が噂されていた「Galaxy Z Fold6」の特別バージョン。先日にはSamsung公式よりティザー動画も公開されていましたが、10月21日に韓国の公式ストアで正式に情報が公開されました。製品名は「Galaxy Z Fold Special Edition」となっています。

 「Z Fold Special Edition」というその製品名からもわかる通り、本機種はFold6の派生ではなくあくまで別モデルという立ち位置にあるようです。実際にその筐体を見てもFold6とは異なっており、メインディスプレイは203.1mm(8インチ)、サブディスプレイは164.8mm(6.5インチ)です。Fold6はメイン193.2mm(7.3インチ)、サブ158.9mm(6.3インチ)でしたので、若干の大画面化が図られています。

 最大の特徴はその薄さで、歴代Z Foldシリーズの中でも最薄。開いた状態で4.9mm、閉じた状態で10.6mmと、0.7~1.5mmほどFold6よりもさらに薄くなっています。ただしこれはカメラ部を考慮していない数値で、実際の製品画像を見てみると、カメラ突起はむしろFold6より厚くなっているように感じました。

 その他の主な違いとしては、メモリが12GB→16GBに増量したことと、カメラが強化されたこと。メインの広角カメラは「Fold6:5000万画素→Fold Special Edition:2億画素」と大幅にスペックアップしています。Z FoldシリーズはSシリーズの最上位機種であるUltraと比べてカメラ面で劣っている傾向にありましたが、画素数だけ見れば現行のS24 Ultraと同等で、より高精細な写真の撮影が楽しめそう。

 ここで言及しておきたいのが、薄型化による代償。Z Fold Special Editionの大きな欠点として「Sペン使用不可」が挙げられます。

 Z Foldシリーズといえば「Z Fold3 5G」以降Sペンが使えるようになり、その大画面にSペンを使って直感的に操作できる点が人気を博していました。昨今はGalaxy AIの登場で「かこって検索」「ノートアシスト」等が追加されよりSペンの有用性が際立っていましたが、Z Fold Special Editionではせっかくの大画面を指で操作するほかないということになります。個人的にはしっかり対応させてほしかったところです。

 Galaxy Z Fold Special Editionは10月25日より韓国での発売が予定されていて、価格は278万9600ウォン(約30.5万円)、カラーはブラックシャドウ一色のみ。Z Fold6より4~5万円ほど高い価格設定となっています。

 今後中国でも発売予定となっていますが、現時点では日本への展開は未定です。Sペン不可という欠点はあれど意欲的な製品であることは間違いないため、国内でも手に入れられるようになることを願ってやみません。

OS Android 14
SoC Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy
メモリ 16GB
容量 512GB
画面 メイン:8インチ(203.1mm)
サブ:6.5インチ(164.8mm)
カメラ 2億画素(広角)×1200万画素(超広角)×1000万画素(望遠)
インカメラ カバー:1000万画素
メイン(アンダーディスプレイ):400万画素
電池 4400mAh
寸法 厚み4.9mm
その他 Sペン使用不可
情報元Samsung
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