Googleが開発中だった次世代タブレット「Pixel Tablet 2」の開発を中止したと、海外媒体Android Authorityが伝えました。
情報源は匿名のGoogle内部関係者。開発中止の理由として、製品の販売不振への懸念を挙げているとのことです。要は「作っても売れないから」ってことですね。
当初の計画では、新型プロセッサーTensor G4を搭載し、より優れたカメラ性能を実現する予定だったほか、公式キーボードアクセサリーの提供も予定されていたそうです。
開発中止となったPixel Tablet 2については、Wi-Fiモデルに加えて5G対応モデルも計画されていました。また、タッチパッド付きの純正キーボードも開発しており、生産性向上を重視した製品になる予定だったとされています。
なお、一部で報じられていた「Pixel Tablet 3=開発コードネームKiyomiの開発中止」という情報については、開発コードネームを誤解していた可能性が高く、Android Authority曰く、実際にはPixel Tablet 2の開発コードネームのようです。
Pixel Tablet 2の開発が無くなった一方で、Pixel Tablet 3については2027年の発売を予定しているとされ、現時点ではまだ開発中止の情報はないようです。
つまり、これまでPixel Tablet 2として開発されてきた機体は消滅する一方、本来Pixel Tablet 3として登場するはずだった機体が、2027年にPixel Tablet 2という名称を与えられて登場する可能性はまだ残されているということに。
初代Pixel Tabletは肝心のコンセプトの音質面では微妙で、Nest Hub Maxユーザーからは大きな失望を受けていましたが、「タブレット側のスピーカーとドックのウーファーを組み合わせて最強音質」のような発想で作れば素晴らしい機体ができるかもしれません。2027年のPixel Tablet新機種に期待しましょう。