X(Twitter)に疲れたあなたに!
今、話題のSNSが「mixi2(ミクシィ ツー)」です。X(Twitter)のトレンド上位になるなど、凄まじい注目度を誇っています。
実際、すまほん!!のアカウントを作成したところ、Threadsで529日間で到達したフォロワー数を、mixi2ではわずか数時間で突破してしまいました。
【悲報】日本人、mixi2が好きすぎることが判明
すまほん!!アカウントのフォロワー数
スレッズ: 3669人(サービス開始から529日)
mixi2: 3684人(サービス開始から数時間)わずか1日でスレッズ超えた……勢いが違いすぎる…… pic.twitter.com/yu77zYmTKo
— すまほん!! (@sm_hn) December 16, 2024
通知止まらん pic.twitter.com/r1TwU9WNeN
— すまほん!! (@sm_hn) December 16, 2024
mixi2は、かつて隆盛を誇ったmixiを展開していた、株式会社MIXIが運営する新たなSNS。つまりXやその他多くのSNSとは異なり、国産SNSということでもあります。
ただ従来のmixiとは別物で、完全にX(Twitter)ライク。ただしXのようなアルゴリズムTL(タイムライン)ではなく、時系列TLが主軸となっています。アルゴリズムTLに疲れたあなたにぴったりかもしれません。
従来のmixiとのデータ共有や引き継ぎはありません。ログインも現時点ではMIXI IDとは別となっており、完全に別のサービスの扱いで展開しています。
完全招待制となっており、登録には招待が必要。招待コードはこちら。
mixi2の招待リンク見つけました
smhnからの #mixi2 招待️
一緒にはじめよう!https://t.co/INb7jRSsMk— すまほん!! (@sm_hn) December 16, 2024
Xとは違い時系列タイムラインが軸。コミュニティやイベント機能も備えます。他人の投稿に絵文字をつけられる、DiscordやMisskeyライクな機能も。手触り感は、「mixi云々より、短文投稿SNSを渡り歩いてそれぞれの良いところをよく理解してる人が作ってる、実質『Twitter2』だな」というのがよく伝わります。
今のところ広告はなく、快適です。サービス継続は大丈夫なのか心配ですね。(投稿ストレージの上限が存在し、どの程度使ったのかユーザーに明示されているので、将来的にはこのストレージ容量に応じて収益化していく算段なのでしょうか?現時点では詳細は不明です。)
UIはシンプル。コミュニティ機能が特徴です。様々な趣味に合わせたコミュニティが存在することが特徴です。
コミュニティ内のトピック・スレッド機能のようなものは今のところ見当たらず、あくまで時系列順の投稿がメイン。このあたりも、mixiというよりかは、先行するX(Twitter)のコミュニティに近いものとなっています。
趣味に関する投稿や写真を投稿していく、それを見るというのが基本スタイルになりそうでしょうか。
このコミュニティの投稿も、メインの時系列TLに流れてくるのが、コミュニティ中心なmixi2の特徴です。必ずしも各コミュニティを回って確認しに行く手間はなくて済むのがよさそうですね。
ただし、普通にフォローしている人の投稿がコミュニティの投稿によって流れてしまう面もあるので、それが嫌な人は、フォロー数を増やすといいでしょう。他のTwitter代替SNSは「そもそも人がフォローしたい人が少ない」「TLが流れなくなってしまう」なんてことさえあるので、それと比べれば「TLの流速が高速すぎる!」なんて、あまりにも贅沢な悩みと言えるのかもしれません。
とはいえ、見逃したくない人の投稿だけ読むためのリスト機能、といったものが存在しないため、少し使いにくく感じることはあるかもしれません。フォローしている人の、読みたい投稿だけを読みやすくする機能は、もしかすると今後のmixi2の課題と言えるのかもしれませんね。
X(Twitter)のコミュニティを運用している上で困るのが、スパム業者です。mixi2でも既にスパム業者は発生しており、手を焼いています。一応、非公開コミュニティ化して参加申請をいちいち管理者が受理する形式なら対策できそうですが、本来はスパム業者対策がしっかりしている方が嬉しいですね。
さっそく「ガジェット愛好会」コミュニティを作ったところ、コミュニティ内では「Apple信者がApple信者だと名乗るのはやめろ」という謎の喧嘩が発生していて、なるほどここも所詮PvP(対人戦)インターネットだなと思いましたが、そういう動乱を平気で鎮圧できるPvP向きの人材がボランティアとして管理統制することで、多くの人は比較的平静で居られるという点は、X(Twitter)よりはまだほんの少しだけマシかもしれません。
ほぼmixiのコミュニティとは違うものですが、「参加しているコミュニティを並べることで、自分がどういう趣味の人なのかをアピールする効果がある」といった点では、mixiに近いものと言えるかもしれません。
また、コミュニティが中心である、という点もmixiの中心的な良さでした。mixi2はmixiとはほとんど違うものの、現代の短文投稿SNS文脈を踏まえてmixiの本質を継承、換骨奪胎したサービスだと言えそうです。
アルゴリズムTLではなく、時系列TLが中心であることによって社会や政治が流れてきにくいサービスになるかもしれません。それがmixi2の良さであり、同時にmixi2の限界を規定する部分でもあります。X(Twitter)は政治家、公的機関、報道機関、企業のアカウントが豊富に揃っています。だからこそ速報性も高く、社会にとって必要な存在です。mixi2はその主流とは異なる、第二の道を切り拓いていって欲しいところです。
非公開(鍵)アカウントの作成も可能で、想定されたサブアカウントは2つ(メインアカウントと合わせて計3つ)のようです。
注意点として、エロ系は禁止ということ。クリエイターが利用する際は注意が必要でしょう。
また、現時点ではiOS版とAndroid版のみ対応となっています。PC、ブラウザでの完全な利用はまだ非対応。サービス当初のスレッズと同じですね。
招待制となっており、アプリをインストールしただけでは登録不可。登録はよろしければこちらの招待リンクからどうぞ。
mixi2の招待リンク見つけました
smhnからの #mixi2 招待️
一緒にはじめよう!https://t.co/INb7jRSsMk— すまほん!! (@sm_hn) December 16, 2024